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カリアリのオヤジ食堂 Trattoria EMILIO(トラットリア エミリオ)

随分前から計画していたサルデニア旅行。今までの経験からいって宿泊先は大きく旅の印象を変えるので厳選したのですが、お食事処はまったく調べて行かず。。。。最近の私の旅のスタイルは「現地情報収集型」。お食事処や見所は現地の人に聞くのが一番!という事で、今回も現地の人と自分の鼻&カンを頼りにレストラン探しをするのでした。

カリアリ到着日、ホテルにチェックインした後、まずは中心地へ移動。初めての場所なのでどの辺が中心かも不明(汗)←こんな事も調べていっていない・笑 街で交通整理していたおまわりさんに、

「中心地はどこですか~?あ、あと美味しいレストラン知っています??」

「あ、美味しいレストランならリリクがいいよ!」

リリク、、、??この不思議な言葉の響きにピンッ!と来た私達(いったいどんな判断基準じゃ!笑)おまわりさん曰く、

「Via Romaの辺りで人に聞け、カリアリでリリクを知らない人は居ないから。」

ホテルの人から「カリアリで美味しいお店を探すなら、港の近くの大通りVia Roma辺りをウロウロしてみるといいよ。」とアドバイスされていました。やっぱりあの辺りなのね~。で、早速Via Roma付近に行ってみました。散歩がてら歩いてみると、港の向かいの大通りがVia Romaでそれと平行に一本奥に入ったVia Sardegna(ヴィア サルデニア)がレストラン街であることが発覚。近くに居た人に聞いてみるとリリクもこの道沿いにあるらしい。プラプラと歩いてみると、、、あったあった。簡単に発見。お店の前には人だかり。これ、全部待っている人???(汗)

「もう予約で満席なんだよー。」

えーーーーーー!?既に予約で満席??考えてみたら金曜日の夜だし、、、、(汗)お店のおじさんに「なんとかならないのーーーー」とゴネていると、

「とりあえず今日は隣の同じ系列のお店で食べてよ。明日は席取っておいてあげるから!(明日は居ないんですけどね・(苦笑))

本当に美味しいのー?絶対?絶対に美味しい??、とおじさんに失礼な質問を浴びせかけ、もう一軒のお店の中を覗いてみると、ムムム、結構イケるかも。完全にボケてますがこんな感じ↓。

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ね、オヤジっぽいでしょ(笑)私はこんな食堂が大好きー。

さて、メニューを頼むと、

「メニューはないよ。取り合えずアンティパスト(前菜)食べる?何か嫌いなものある?魚?野菜?何がいい??」

と、立て板に水のような質問攻撃。取り合えず海の幸は危険な私(ムール貝やウニはアレルギーが発生・汗)。

「海のものとそれ以外のもの適当に。あ、でも量は少な目ね!←これ大事)」

そしてダダダ、とテーブルに並んだ料理達。

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左上から時計回りに、、、

① 生シラスのフリット
② ムール貝の白ワイン蒸し煮
③ たこのサラダ
④ 白ワインとサルデニアのパン
⑤ カリフラワーとオリーブの煮物
⑥ トリッパのトマトソース煮
⑦ マグロとトマトのサラダ
⑧ ルマーケ(かたつむり)のトマト煮

あっという間にテーブルがイッパイに。基本的にシチリアで食べるものと同じようなものですが、微妙に調理方法が違うんですよね。カリフラワーの煮物とマグロとトマトのサラダは異常に美味しかった!いずれも2人前ですが少しずつだったのでよかったー。

「プリモ(パスタ)とセコンド(メイン)はどうする??○○と××と△△と、、、」

またしても口頭で延々とメニューを(苦笑)サルデニアだから取り合えずボッタルガ(からすみ)??マグロのボッタルガのパスタは、トラーパニであまりにも沢山食べたのでもう注文することはありませんが、ボラのボッタルガは久しぶり。(注・トラーパニでもマグロのボッタルガは作っていますがボラのボッタルガは作っていません。)

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この日は「トロフィエ」というリグーリア州の生パスタに合わせたボッタルガのバスタでした。かつて、ピサやらジェノバやら人達がサルデニアにやってきた時代に、一緒にこのパスタも伝わったのでしょうね。歴史と密接に結びつく食文化。これだから面白い。そしてトロフィエにはボッタルががドサッ!とかかっています。捻じれた形のショートパスタ、トロフィエに絡むボッタルガ、、、。最初はちょっとしょっぱいなぁ~、、、と思ったのですが、下のほうに少し溜まっていたゆで汁とパスタを混ぜると段々乳化してきて、コレが絶品!

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C氏が頼んだ魚のグリル。(何の魚だったかは忘れました!)超シンプル。

と、ここで食事は終了。

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最後はこれまた「適当に持ってきて~」と頼んだサルデニアのお菓子。あ、忘れられないのがミルト!アマルフィー海岸ではリモンチェッロを食後に飲むように、サルデニアにはミルトという果実から作った食後酒があります。その土地にきたらその土地のものを!という私達の信念通り、今回の旅、食後には必ずミルトを注文。なのに写真が一枚もなし(苦笑)

ふぅ、満足満足♪

この翌日、結局カリアリを後にしてしまった私は、リリクで食す事はできませんでした。カリアリにも沢山の美味しいお店があるのだと思いますが、旅行で探すのはなかなか難しいもの。皆さんの旅のご参考になれば幸いです。

ちなみに、お店を出るときにはメニューがある事が発覚!

「イタリア語を話せない場合は、メニューを見てもらうんだよ」

なので、イタリア語が話せない方もご安心を(笑)

<店舗データ>
Trattoria EMILIO
Via Sardegna, 64
070-6670348
*リリク(Lillicu)は隣にあります

「シチリア料理研究家佐藤 礼子のボーノな毎日!」もヨロシクです!
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by lacucinasiciliana | 2010-09-26 01:16 | 番外編:サルデニア島
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