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トラーパニのクリスマス菓子 その3 ~ Pignolata(ピニョラータ)~

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もうやめて~、、、、という声も聞こえてきそうですが、まだあるんです、トラーパニのクリスマス菓子(笑)

第3弾は「Pignolata(ピニョラータ)」。Pioli(ピノーリ=松の実)みたいにちっちゃいところから名前がついたそうです。クッキー生地に近い感じのものを小さく切って揚げて、ハチミツをまぶす、、、。「揚げ+ハチミツ」というこれまた危険なお菓子(笑)

シチリアのお菓子は揚げ菓子が多いのが特徴。それは、昔の人の利便性からだそうです。かつて、電気オーブンなんてものはもちろん無く、パンにせよお菓子にせよ焼くためには、まず薪を割り火をくべて窯の温度を上げ、その後にその薪を掃除してからパンを窯の中に入れる、、、一日がかりの大仕事でした。なので、窯に火をつけるのは1週間に1回。まとめて数十キロのパンを焼いた後、余熱でビスコッティなんかを焼いていたそうです。一方、オイルの火を温めるためには、大量の薪も使わないし意外とお手軽。という事で、日常のお菓子は揚げ菓子が増えていったそうです。

「トラーパニのクリスマス菓子」、、、と書いていますが、決してトラーパニだけにあるわけではなく、形を変え名前を変え、他の場所にも存在しています。例えば、ナポリの「ストゥルッフォリ」。形といいカラフルなプチプチと言い激しくピニョラータに煮ていますが微妙に使う原材料が異なります。(微妙ですけどね)でも、その微妙さが食感を変え、食感が変わると味も変わってて来る感じがするんですよね~。「ピニョラータ」と一言で言ってもメッシネーゼ(メッシーナの)は、トラーパニのものに比べると生地はフワフワな感じで更にチョコレートがコーティングされています。ちなみにトラーパニのピニョラータは食感も味もカリントウに似ています(笑)

クリスマスのドルチェが沢山あるのは、キリスト教徒にとってクリスマスってそれだけ重要&おめでたい日だからなんでしょうね。今週はついにクリスマスウィーク!皆さんも良いクリスマスをお過ごしくださいね、、、、♪
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by lacucinasiciliana | 2010-12-20 20:46 | シチリア菓子・パン
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