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トリエステで食べる ~B級グルメ編:Da PEPI~

トリエステには「Buffet(ブッフェ)」と呼ばれるお店があります。ブッフェと言っても日本で言うところの「食べ放題」とは意味が違い、、、。朝から晩まで開いていて、ワインやビールとおつまみがいつでも食べられ、お腹が空けば温かいお皿も食べることができる、ヴェネツィアで言うところの「バーカロ」みたいな店を「ブッフェ」と呼びます。

到着した日に宿の人にトリエステのオススメのトラットリアを聞いてみたところ、

「トリエステではブッフェと呼ばれるお店が安くて美味しいですよ。いくつか地図に印を付けておきますので、是非いってみてください。」

そう言われて行かない訳には行かない!その中でも一番不思議だったのが、大運河からイタリア統一広場近辺に続く道沿いにある「Buffe Da PEPI(ブッフェ ダ ペピ)」。私達が行ったのは月曜日でしたが、土曜日、日曜日、お店の前を通ったときには人だかりができて入れないほどの人気店。これは期待できる??と思い、メニューも確認せずにお店へ入る。

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月曜日ということもあってこの日はガラガラ。場末のバール、、、という雰囲気が漂う店内だが、真っ青なジャケットを着た白髪の紳士がなにやらカウンターで注文しているという、なんともミスマッチな光景。

適当に席に着くと、

「このお店のシステムはご存知ですか?ご存知ないならば、是非、最初に茹で豚肉の盛り合わせをお持ちしましょう。」

と、イケメンお兄ちゃんが言うので、オススメに従うことに。そして、出てきたのがコレ↓。

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ザンポーネ、サルシッチャ、牛タンならぬ豚タン、豚バラ、などなど、、、豚の色々な部分を茹でた盛り合わせにタップリのマスタード。お皿もこれまた豚ちゃん。肉はどれも美味しいのだけれど、ひたすら茹でた豚肉を食べるというのも不思議なものが、、、。

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パンは数種類の盛り合わせ。このあたりでは大麦やライ麦を使った黒パンがよく食べられるらしく、どこのブッフェに行っても黒パンが出てきます。白ワインもまた、どこに行ってもスフーゾ(目方売り)でも美味しく。付け合せはジャガイモ。

周りを見るとみんなまったく同じ組み合わせで食べているし、、、。

茹で豚肉を食べ終わり、まだお腹が空いていた私達は、

「ほかに何があるの??」

と、聞いてみると、

「ん~、、、プロシュット クルド(生ハム)とプロシュット コットかな。」

また豚肉かい!!そう、ここは肉だけを食べるお店だったのです(笑)プロシュット クルドといえば、サン ダニエレが有名なフリウリ。生ハムに期待してクルド&コットの盛り合わせを注文。

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しかし想像を超えて美味しかったのがプロシュット コットの方!少し厚めにカットされたジューシーなプロシュットコット、、、、こんなの食べたことない、というほど豚肉の味をしっかり感じるのです。見た目は地味~ですが、こちら満足の一品。

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カウンターに目をやると、初老の男性がビールを片手にパニーニを食べています。このお店の通は豚肉盛り合わせではなく、各自、自分の好きな部位を注文してパニーニにしてもらうようです。カウンターにはひたすら豚肉を切る人、、、。豚肉盛り合わせを食べているのは観光客、そしてパニーニを食べているのは地元民、、、、なるほど。きっとお会計もずいぶん差があるに違いない。

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最後に頼んだストゥルーデルはピローナのお上品なストゥルーデルとはまったく違い、大衆的な味だったけれどそれはそれで美味しく。

さて、気になるお会計、全部で45ユーロ也。(@2人分)高い?安い?いや、やっぱり高い、、、、。トリエステのブッフェは安くて美味しいのが魅力。が、あまりお腹がいっぱいにならなかった割には高かったDa PEPI。パニーニ&ビールを食べて出て行った地元民はきっと半分以下のお支払いなんだろうな、、、と思ったら、なんだか悔しく。次回は絶対にパニーニとビールでリベンジしてやる!という闘争心に駆られた私でした(笑)

どうやらトリエステでは知らない人がいないくらいの超有名店らしいので、話のネタに豚肉盛り合わせ、食べてみる価値はあります。

<店舗データ>
Buffe Da PEPI(ブッフェ ダ ペピ)
Via Cassa di Risparmio, 3 Trieste
040-366858
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by lacucinasiciliana | 2011-05-16 01:53 | 番外編:トリエステ
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