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初夏の風物詩 ヌビア村のにんにく売り

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トラーパニから数キロ南に下った小さな村、Nubia(ヌビア)。そこでは美味しい美味しい「赤にんにく」が栽培されている。

にんにくが栽培されるのは海からすぐ近くのゼロメートル地帯。にんにく農家のおっちゃん曰く、

「どこの場所に植えたってヌビアの赤ニンニクと同じ風味は出せないんだべ。この潮風と土の下に流れる海水があってこそ美味しいヌビアのニンニクを作ることができるんダベナ~。」(← 方言にするとこんな感じ??)

ヌビアの赤にんにくはピリッ!と辛く、口の中には強烈なニンニクの風味を感じる。しかしこれが不快なものではないところが不思議なのだ。食べた後も胃がもたれたり消化が悪いことはまずない。シチリア西部を代表する農産物のひとつである。

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トラーパニでは6月になると街のあちこちでオート三輪でやってくる「にんにく売り」を見かける。ニンニクは茎の部分を編んで吊るして保存する。年に1度、今の季節にしか収穫しないため、こうして来年の今頃まで保存するのである。実際には3月になると中がスカスカになってくるが、それでも10ヶ月近く保存できるのだからすごい。

初夏になると現れるにんにく売り、、、今年もシチリアに本格的な夏がやってくる。
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by lacucinasiciliana | 2011-06-23 18:41 | シチリア・旬の食材
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