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シチリアで寿司を食う!

トラーパニと言って想像するのは「古代製法の手作り塩」「ヌビアの赤ニンニク」か、、、いや、一番最初に思い浮かぶのはやはり「生の黒マグロ」であろう。

5月下旬から6月にかけて回遊してくる黒マグロは7月も中旬の今、既に魚市場ではほとんどみかけなくなった。マグロは冷たい海流を好むため、トラーパニ一帯は暑すぎて既に撤退したようだ。毎年毎年目にする生の黒マグロ、6年もトラーパニに住んでいるといい加減、驚かなくもなってきた。が、実はマグロの刺身を食べたのは去年が初めてだった。魚市場には数件のマグロ売りが毎年やってくるが、毎年見ていると刺身で大丈夫そうなすごくキレイなものと、生で食べたら厳しそうだな、、、という部分と、段々見分けが付くようになってくる。

昨年のこと、レッスンの食材を調達しにいった魚市場であまりにも美味しそうな赤身とトロを発見して思わず購入。日本からシチリア料理を学びに来たイタリア料理のシェフにさばいてもらった。刺身にして食べたのだが、それはそれは美味しかったこと、、、。トラーパニ在住5年目にして初めて食べた刺身だった。

さて今年の5月、渋谷にある素晴らしいキッチンスタジオを運営、そしてフードコーディネータとして活躍する里見陽子さんがトラーパニに元アシスタントの皆さんと来てくださった。その目的は

「生マグロを食べること」

それならば、、、という事で、マルサラの魚市場にマグロを物色しに行った。

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マルサラの魚市場はトラーパニのそれに比べて小さいのだが、トラーパニ同様、非常に新鮮な魚が並ぶ。マグロもトラーパニがたくさんのマグロ売りがいるのとは対照的に1軒か2軒しか売っている人はいない。しかし、今日も美味しそうな、そしてキレイなマグロがあった。赤身~中トロくらいの、トロよりは赤身好きの私にとってはちょうど良いあたり。2cmくらいの厚さに切ってもらう。

さて、本日のシェフは里見さん。

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この日は夕方から料理教室のレッスンがあったのだが、終了後、手早く日本から持参したコメを炊き、買ってきたマグロをチャッチャッチャとさばいてくれた。写真の右にはシェフの料理教室の先生をしてくれているマリアが興味深そうに見ている。

まずは手巻き寿司。

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これまた持参してくださったノリにシャリを乗せたら、ワサビをチョビットとマグロをドン!と乗せて巻く、、、美味。本当に美味しい。お皿いっぱいにあったマグロの刺身たちはドンドンなくなっていく、、、。この日、レッスンを行ったワイナリー併設のホテル、Donna Francaの面々にも味見してもらったが、皆相当喜んで食べていた。

さて、最後はニギリ!

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ニギリが美味しそうなこともさることながら、女史のニギリを見つめる視線に注目。目がキラキラ輝いている、、、それほど美味しそうだったという事だ。

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こちらはDonna Francaのエマヌエーレちゃん。こちらも美味しそうに頬張る姿が印象的だ。Donna Francaに宿泊していたお客様にも少しだけ振舞ったところ、お代わり!をされそうな勢いで、皆食べていた。

こうしてお皿いっぱいにあった刺身たちはあっ!という間になくなってしまったのだ、、、。

トラーパニまで来てくれて、材料をすべて持ってきてくれて、おまけに魚をさばいてくれ、全て準備してくれた里見さんに心から感謝。

年にたった1ヶ月だけ楽しめるマグロの季節。私は時期が来ればいつでも食べることができるのだが、一人で食べてもつまらない、というものだ。そして料理は好きだけれど、寿司は握ってもらう方が好きな私。2012年、トラーパニに来て私に寿司を握ってくれる人を募集中!
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by lacucinasiciliana | 2011-07-11 05:50 | シチリア・旬の食材
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