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いつもの季節に、いつもの場所で、いつものアノ一皿を、、、

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夏になると夕食に登場する一皿、クックルクー。暑い暑いシチリアの夏、太陽の下は軽く40度を越えるという日中を過ごし食欲も減退気味なシチリアの夜。そんなぐったりした日でも、

「クックルクー食べる?」

というマンマの一言でみんなが元気になるという、家族全員が大好きな一皿。

クックルクーが登場し始めるのは、ドミンゴ家の畑で完熟トマトと初夏の赤たまねぎが収穫できる7月初旬ごろ。

「完熟トマトとうちの鶏の産みたて卵がなければ、クックルクーは作らないわ。あ、あとウチの赤たまねぎもね。」

とマンマ。

要は自家製の旬の素材がなければ作らないわよ、という訳だ。

クックルクーというなんとも愛らしい名前は、「コケコッコー」のイタリア版、オスは「キッキリキー」と鳴くのに対し、メスは「クックルクー」と鳴くそうだ。

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作り方はいたって簡単で、ザク切りにした赤玉ねぎをフライパンで炒め、そこに湯剥きしてザク切りにしたトマトを加え、塩・コショウで味を調整してトマトを潰しながら煮込んでいく。トマトの形がなくなったら溶いた卵を入れて混ぜる。(こちらでも少し違うバージョンを紹介している。)パンを浸しながら食べるのだが、いくらでもパンが進んでしまうほど食が進む一品だ。

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夏の暑い夜は家の前のテラスで食事。夕方になると少し涼しい風が吹き始め、家の中よりも心地が良い。

毎年同じ時期に、同じ場所で、同じ一皿を食べる、、、こんな季節の風物詩で溢れているマンマの家。そういえば、そろそろもうひとつの夏の風物詩、「トマトソース大作戦」が始まる頃だ。
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by lacucinasiciliana | 2011-07-21 01:50 | シチリアマンマの季節の食卓
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