<< 12月13日サンタルチアにはは... 秋のシチリアの畑 >>

イタリアのクリスマスは12月8日から ~クリスマスのドルチェ・スフィンチ~

f0226106_1741176.jpg


11月から一足お先にクリスマスムードとなる寒い北ヨーロッパ。12月というとまだ「冬」という気分でもないシチリア。それでも12月8日を過ぎると、街はクリスマスムードに包まれ、この日から夜になるとイルミネーションが灯り始める。

12月8日は、「マリアがキリストを受胎した日」と言われている。イタリアではこの日から1月6日の「東方から3博士がキリストの生誕をお祝いに来た日」、エピファニアまでの約1ヶ月間がクリスマスと呼ばれる。トラーパニにはクリスマスに伝わるドルチェが色々とあるのだが、その中でも12月8日に作られるのが「スフィンチ」。

超高加水の醗酵生地をオリーブオイルでひとつひとつ揚げていく。トラーパニでは穴の空いたドーナツ型で揚げられ、マルサラ地方では穴を開けずに揚げる。水分量が多いだけあって形を作ってオイルの中に投入するのがなかなか難しいのだが、トラーパニのマンマ達はいとも簡単に大量にこのスフィンチを作るのであった。今年のドミンゴ家のスフィンチはマンマの孫キアラ(@17歳)が頑張った。全部で2キロあった生地を一人で揚げたそうだ。偉い偉い。

シチリアでは

「この時期にはコレを食べる」

という伝統がまだまだ深く根付いている。12月はそんな食べ物が一年で一番充実している時かもしれない。なぜなら「クリスマス」があるから。

スフィンチは12月8日に作る家庭が多いが、クリスマスシーズン繰り返して作り続けられる。スフィンチはついつい後を引く危険な揚げ菓子、、、食べ過ぎると太ること間違いなし。それでもやはり次のチャンスが待ち遠しいのであった。
[PR]
by lacucinasiciliana | 2011-12-09 17:05 | シチリア菓子・パン
<< 12月13日サンタルチアにはは... 秋のシチリアの畑 >>