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シチリアで迎えるニューイヤー!

明けましておめでとうございます!

2012年も恒例のドミンゴ家ニューイヤーパーティで迎えた私。ドミンゴ家では12月31日は家族+親戚が集まりマンマの手料理を食べながら1年最後の夜を過ごす。今年は、マンマとパパ、それに3人の子供とその家族総勢12人に、親戚の家族4人が加わり16人での年越しとなった。

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20:00過ぎにドミンゴ家に到着すると既にテーブルセッティングがされていた。今日のテーマカラーは赤。やっぱり新年はめでたく迎えよう!というマンマ。そして全員が集まったら早速のパーティーが始まった。シチリアでは、夜に炭水化物を食べる習慣があまりなく、31日の年越しパーティーもパスタは無し。その代わりに並ぶ美味しそうな品々、、、。

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前菜&野菜部門。カルチョーフィもホウレンソウもブロッコロ(と言う名のカリフラワー)も自家製。なんとも贅沢だ。

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続いてバッカラ(干し鱈)のフリット。クリスマスに続き、この時期にバッカラは欠かせない。

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これはマンマの娘作のタコのサラダ。なんと、タコは娘の旦那さんが朝、トラーパニ沿岸で釣ってきたらしく。

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そして31日の料理と言えばこれ!レンティッキエ(レンズ豆)の煮込み!レンティッキエは小さな小判型をしている事から、

「お金が貯まりますように、、、」

という願いを込めて、お正月に食べる。ザンポーネやコテッキーノといった豚足の詰め物を食べるのが正統派だが、ドミンゴ家の人達はどうも皆好きじゃなく、、、。相当脂っこいため、ここシチリアの大して寒くない冬に食べるのは美味しく感じられないことも確か。それでも昔は「伝統だから」とマンマも作り続けていたマンマだが、毎年毎年、丸ごと残るのはもったいない、、、、という事で、数年前から「パスクワローラ」と呼ばれる太いサルシッチャに変わったのだ。

これらの料理の他にも、サルシッチャの赤ワイン煮、牛肉のグリル、などなど、本当にものすごい数と量の料理があったが、何せ人数も多く。私が写真を撮る前に消えてしまったものも多々あり。

そして締めはこれ。

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シチリア(というよりトラーパニ)のクリスマスの揚げ菓子、スフィンチ。マンマはこの時期に一体何回これを作るのだろうか、、、。一度食べだすと手が止まらなくなる危険なお菓子だが、揚げ貸しである上に生地にはジャガイモも入っていると言う、本当に危険極まりないお菓子だ。決してパスティッチェリアでは売っていない、家庭のお菓子。ここにお菓子の真髄があると信じる私。

この日は、マンマのワインの醸造家をしている娘の旦那さんからの差し入れで、赤、白、泡、色々なワインが準備されていた。私も美味しさと楽しさとあいまって、相当飲んだようだ、、、。

さて、食事が終わるとトンボラ(ビンゴ)やカードで遊びながら0:00を迎えるのを皆で待つ。イタリアでは新年、花火が上がったり爆竹を仕掛けたりするのだが、ドミンゴ家でも毎年、花火を楽しむ。

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新年を迎える15分前あたりから外に出る。大人も子供も本気で楽しむのがニューイヤー。
そしてマンマがスプマンテを準備する。

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10,9,8,7,6,5,4,3,2,1...................

「Auguri!!!!!(アウグーリ!!!!!)」

という声と共に、そこにいる全員と握手してキスを交わす。そしてスプマンテで乾杯!

その後はテレビから流れてくる音楽と共に皆踊りだす。家がディスコに変わる一瞬だ。それも終わると、今度はパネットーネを切り分け始める。ちょっと前に食べ終わったばかりでも、やっぱり新年のパネットーネは欠かせないらしい。こうして宴は続くが、最年長81歳、最年少2歳の宴はさすがに1:00頃にはポツポツと退散するひとが出てきた。そこで私達も退散。なんとも楽しい2012年の始まりとなった。

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2012年はどんなシチリアの食の話題をお届けしようか、、、、。本年度も当ブログをどうぞ宜しくお願い致します。
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by lacucinasiciliana | 2012-01-03 00:12 | Festaな食卓
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