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3月19日、サンジュゼッペの日に食すドルチェ

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もう1週間も時が経ってしまったが、3月19日はイタリアでは「父の日」であった。

イタリアでは毎日、日ごとに「その日の聖人」が定められている。聖人は1日に1人だけではなく、大概2~3人の聖人が1日に制定されているのだ。3月19日の聖人は「サン ジュゼッペ(ヨセフ)」。ジュゼッペと言えば、キリストのお父さん。この事からイタリアでは3月19日が父の日とされている、という訳だ。

さて、トラーパニ地方ではこの日に必ず食べるドルチェがある。それは

スフィンチョーネ ディ サンジュゼッペ

大きな揚げシューの上にたっぷりのリコッタが乗っている、カロリーもたっぷりなドルチェだ。リコッタはもちろん羊のリコッタ。非常にクリーミーでたまらなく美味しい。写真では大きさが伝わらないが15cm~18cmくらいある巨大なドルチェなのだ。シチリア人も最初はお約束のように、

「大きいから2人で1つ、分けて食べよう!」

と必ず言うのだが、結局、

「もう半分食べる、、、?」

という事になり、最終的には1人1つ食べているのもお約束。カロリーの事を考え始めると、食べれなくなってしまうこのドルチェ。年に何度も食べるものではないので(もちろん他のドルチェは食べるのだが)、ここはガッツリと1つ食べてしまうのが良いであろう。

さて、父の日、、、5月の母の日と比べると若干地味目なのは日本と一緒。母の日には、お花やプレゼントなど「母の日商戦」が繰り広げられるが、父の日は「Auguri!(アウグーリ!)=おめでとう!」と、電話一本で済まされてしまうことも多い模様。家の中での存在感はやっぱりマンマが断トツなのであろう。
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by lacucinasiciliana | 2012-03-25 20:21 | Festaな食卓
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