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シチリア料理本撮影風景色々

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3月の日本滞在に続き、シチリアに戻った1ヶ月後、また日本に渡った。今回の目的は夏に出版予定のシチリア料理レシピ本の料理の撮影であった。

撮影が行われたのは出版社が持つスタジオ。

4月16日、撮影初日。

3月の日本滞在で打ち合わせの時に顔合わせをしてたおかげで初対面の人は少なかったものの、それでも初日はドキドキするものだ。スムーズに行くだろうか、、、、。しかし、そんな心配は撮影が始まると共に払拭された。どうやって盛り付けようか、、、と迷う私に、

「いつも通りに料理して、いつも通りに盛り付けして下さいね」

という、出版社、編集者の声。

「レストランのような盛り付けはしないでくださいね。あくまでも”家庭料理”ですから。REIさんらしく作ってください。」

常に、シチリアらしさ、そして私らしさを重視してくれた。それは料理に関しても、スタイリングに関しても。1冊目の本で自分らしさを出すことが出来た私はなんと幸運なのだろうか。

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作った料理は撮影が終わるたびに一皿一皿、皆が試食。

「美味しいね~。」
「食材の使い方が面白いね。」
「こんなにミントって使うの?」

皆からの「美味しい」の一言が何より嬉しく、私のカンフル剤となった事は言うまでもない。中でも多くの料理家の方々の撮影をしイタリア料理に造詣が深いカメラマンA氏からのお褒めの声は、私にとっても非常に嬉しいものだった。

和気藹々としたスタッフに囲まれて全6日間の撮影は、非常にスムーズに楽しい雰囲気の中終了した。

シチリアに住んで8年目。最初は見るもの食べるもの全てが新鮮だった私だが、さすがにシチリアの生活も日常となってきた今日この頃。どんなにアンテナを敏感に張り巡らしていても、やはり最初の頃に比べると鈍ってくるものだ。撮影最中のスタッフの声は、そんな私に刺激を与えてくれる非常に貴重な意見であった。撮影最中に「新たなシチリア」をいくつも発見する事ができたのであった。

これからレシピの調整&チェック、コラムの執筆などなど、まだまだ仕事は残っているが、本のイメージを決定つける料理の撮影が終わった今、大きな山場を一つ超えた気がする。これから出版まではいかにシチリア料理の情報を決められた中の文字数に納めるか、、、、頭を悩ます事となるだろう。まだまだ先は続くが、美味しそうに写真を撮影してくれたカメラマンのA氏、美しいスタイリングを手がけてくれたスタイリストのJ氏、編集部のSさん、撮影に際して私を支えてくれた料理アシスタントの面々、そしていつも励ましてくれる編集者のYさん、撮影に携わった方々全員にお礼を申し上げたい。

出版予定は8月下旬。それまでのインフォメーションはこのブログでご紹介していく事としよう。
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by lacucinasiciliana | 2012-05-03 17:43 | シチリア料理本出版
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