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ヌビア村の赤にんにく

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今年もにんにくの季節がやってきた。

トラーパニから約5キロの海沿いにある小さな村、ヌビア。ここでは香り高い「赤にんにく」が栽培されている。にんにくが収穫されるのは年に1度。5月末~6月にかけて収穫されたにんにくは、少しの間天日で乾燥され、三つ編みにされてトラーパニの街にやってくる。この時期トラーパニの街はにんにくを売るオート三輪で溢れるのだ。夏の初めのトラーパニの風物詩でもある。

「ヌビアの赤にんにくはね、海の水と潮風の恩恵なんだよ」

というのは、トラーパニの道端でにんにくを売っている赤にんにく農家のおじさん。

ヌビア村のにんにくが栽培されている近くには塩田があり、そのため地下には塩度の高い海水が流れる。そして当然海から吹く潮風もたっぷりのミネラルを運んでくれる。それがヌビア村の赤にんにくの豊かな香りと風味を産み出すという。

トラーパニ料理を代表するペーストトラパネーゼはこの赤にんにくがなければ作ることができないと言っても過言ではないほど香り高いヌビア村のにんにく。私もそろそろ今年も1年分の一束を買いに行こう。
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by lacucinasiciliana | 2012-06-24 18:05 | シチリア・旬の食材
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