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金運を呼ぶレンズ豆

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Buon Anno 2013!!!!

あけましておめでとうございます。
今年もシチリア食通信をどうぞ宜しくお願い致します。

今日は1月2日。きっと日本ではおせち料理やお雑煮を楽しんでいる方も多いと思う。おせち料理はなんとなく食べている方も多いかも知れないが、一つ一つの料理に願いや祈りが込められている素晴らしい日本の食文化だと思う。そして、同じような習慣はイタリアにも見られる。

イタリアでは年越しにCenone(チェノーネ)という大晩餐会が行われる。家族で行う人もいれば、レストランに食べに行く人も少なくない。とにかく、たくさん食べるのだ。その時に欠かせないのが、

「レンズ豆」

レンズ豆は形がコインの形をしていることから「金運を呼ぶ」と言われている。毎年、必ず、

「ほら、レンズ豆をたくさん食べなさい。来年は金運バッチリよ。」

という人がテーブルに一人はいるものだ。

私は今年の年越しもドミンゴ家で過ごした。レンズ豆は、本来、コテキーノという巨大超詰めのようなものとレンズ豆を一緒に煮るのだが、コテキーノはエミリア・ロマーニャ州の伝統料理。もちろんシチリアでもスーパーで入手できるが、北の料理は南で食べるにはどうしてもしつこい感じが否めない。そこでマンマはサルシッチャと香味野菜、そしてレンズ豆を一緒に煮るのだ。クタクタに崩れるほど煮詰めたレンズ豆がサルシッチャの旨みを吸っていて、これがまた美味しいこと、美味しいこと。

私も例に漏れず、たっぷりと食べてきた。

そして、0時になるとスプマンテとパネットーネでお祝いする。

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こうして今年も穏やかに幕開けした2013年であった。

しかし、マンマは24日の夜から年末にかけてずっと料理をし続けている。それもほぼ毎日10人以上が集まる食卓を、、、。12月31日ドミンゴ家のCenoneはアンティパスト10品、セコンド5品。総勢12人であったが到底食べきれる量ではなかった。元旦のランチはCenoneで残ったものを食べるのかな?と思っていたら、元旦は元旦で、また新たにきちんと料理がされていた。

こうして、いつも家族のために料理を作り続けるマンマ。本当に心から拍手を送りたい。
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by lacucinasiciliana | 2013-01-02 16:32 | Festaな食卓
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