2010年 03月 25日 ( 2 )

リモンチェッロを作る

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私の相棒の妹、マリアピアの家にはレモンの木があります。毎年この時期にタワワに実るこのレモンの木、今年も大量生産となりました。

「実が成りすぎて木が重そうなの。好きなだけ持っていっていいわよ。」

と、彼女からの嬉しいご提案。お言葉に甘えて20個ほど収穫してきました。シチリアのレモン、海が近い大地でつくられているせいか、ちょっぴり塩の味が感じられます。酸味も少ないので、サラダにして食べちゃう人もいるほど。

100%BIO(無農薬)栽培のこのレモン、皮が安心して使えるチャンス!いつもならジャムやコンポートにしてしまう私。でも今年チャレンジしたかったのは「リモンチェッロ作り」。先日マリアリータ宅で飲んだ自家製リモンチェッロのそれはそれは美味しかったこと、、、。南イタリアでは家にレモンの木がある人が沢山いて、自家製リモンチェッロを作る人も珍しくありません。日本の梅酒作り、みたいなもの?そして自家製リモンチェッロは作り手の愛情が加えられているからか、、、どこの家で頂いても美味。

早速、マリアリータに電話してレシピを聞きました。

<リモンチェッロの作り方>

■材料
無農薬レモン 10個
アルコール(95度) 1リットル
グラニュー糖 1キロ

①レモンを水で洗い、ふきんで水気をよく拭く。
②皮(黄色い部分のみ)を剥く。白い部分は苦味が出るため、できるだけ取り除くこと。
②口の広い瓶に②と1リットルのアルコールを入れ、20日~30日、アルコールが透明じゃなくなるまで漬けておく。
③シロップを作る。鍋に1リットルの水と1キロのグラニュー糖を入れ、木ベラで時々かき混ぜながら、グラニュー糖が完全に溶けるまで加熱。
④グラニュー糖が溶けたら火を止め、そのまま冷ます。
⑤完全に冷めたら②の瓶に④のシロップを入れ、24時間放置。その後、皮を漉して保存用のボトルに入れる。
⑥更に約1週間寝かせたら、出来上がり。

簡単でしょ?

f0226106_212236.jpg早速、私も挑戦。
レモンの皮を剥いている間、キッチンの中は爽やかなレモンの香りが満ち溢れ、なんとも幸せな気分。10個のレモンから約160gの皮が取れました。私は1リットル瓶を2個準備して、皮とアルコールをそれぞれ半分ずつ入れました。寝かせる時間は人に寄って違うようですが、マリアリータの20日~30日はかなり長めだそうです。確かに彼女のリモンチェッロ、トロ~ンとしていてレモンのエキスがたっぷり感じられたもの。

残ったレモン10個の実は、すべて絞ってこれも瓶で保存。(10個のレモンから500ccのレモン汁が取れました。)水を飲む時に入れたり、レモンティーにしたり、サラダにビネガー代わりに使ったり、、ビタミンC補給に役立ちます。

3月25日にアルコールに漬けた私のレモンチェッロ現在キッチンの片隅でお休み中。最低20日は寝かせようと思っています。出来上がりが楽しみです♪
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by lacucinasiciliana | 2010-03-25 20:17 | 保存食を作る

春の食材探し

春分の日も過ぎて、遅い春がやっと訪れたシチリア。メルカートでも春の訪れを告げるように、「春野菜」が並ぶようになりました。

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今日行ったメルカートは土曜日の朝にトラーパニで開かれる「Coldiretti(コルディレッティ)」。「コルディレッティ」とは、市が運営する農家直売のメルカート。入り口に価格が設定されている価格は、市場よりも安価。なによりも嬉しいのは、農家の人と直接お話をしながら、モギタテの野菜や果物を購入できること。

「あれ、お譲ちゃん(もちろん、私の事♪)、先週もいたよね。僕達の野菜はどうだった?」(シチリア弁、バリバリな感じです・笑)

なんて話をしながらのお買い物。そして、農家の人達は野菜を上手に食べる達人。彼らの話の中にはおいしい料理のヒントがたくさん!先週、エンダイブ(チリチリしたホロ苦い葉野菜。普通はサラダなどにして食べます。)を勧められて「そんなに沢山、食べれないから、、、」という私に、「茹でて食べても美味しいんだよ!」と教ええくれたおじさん。え~~~っ!と思ったものの、試してみたら、、、本当に美味しい!生だとホロ苦いエンダイブですが、茹でるとほんのり甘くなって、大量のエンダイブもペロリ、と食べてしまった私。

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(左上)春の訪れを告げるソラマメです。日本のものよりも随分と長く、1鞘に5~6個入っています。日本のソラマメはダメな私ですが、イタリアのものは大丈夫。生でポリポリ食べたりもします。まだまだ出始めで本格シーズンはこれから!

(右上)「テネルミ」。シチリアではまだまだ柔らかい頃のズッキーニの葉を食べます。見た目はトゲトゲしていますが茹でるとトゲもなくなります。茹でて美味しい塩とオリーブオイルで食べるととっても美味。

(左下)春の野草、「チコリア セルバーティコ」。「セルバーティコ」とは野生、の意味。ほろ苦さがたまりません。これも茹でて塩+オリーブオイルで。

(右下)初もののイチゴ!これからが旬です。トラーパニはイチゴの生産地でもあるんですよ。



春野菜はまだまだ出始め。メルカートでは冬野菜も相変わらず頑張っています!

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(左上)現在、旬真っ盛りのカルチョーフィー。クリスマス前から春の訪れを告げるパスクワ(復活祭)時期まで、とっても旬の長いカルチョーフィー。今日は10個、2,5ユーロでした。まさに食べ放題!

(右上)ラディッシュ。こちらも冬野菜。ささっと洗って皮ごと生で食べます。ピリッとした刺激がまた良いのです♪

(左下)シチリアの冬と言えば、、、アランチャ(オレンジ)!そろそろ旬も終わろうとしていますが、まだまだ健在。ジューシーでとっても美味しいので、大量に買ってスプレムータ(生絞り)にしてゴクゴク。ちなみに本日、3キロ2.5ユーロでした。

(右下)シチリアでは「ブロッコリー」と呼ばれる「カリフラワー」。紛らわしいです。。。味はブロッコリーとカリフラワーの掛け合わせ、という感じです。



1月から始まったこのメルカート、私も毎週のように行って1週間分の野菜や果物を仕入れてきます。チーズ、ワイン、オリーブオイルを売る生産者もいるんですよ。

「野菜の直売」はトラーパニでは始まったばかりの試みですが、生産者と消費者をつなぐとっても良いシステムだと思います。しばらくはこの直売メルカートにはまりそうな私です。
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by lacucinasiciliana | 2010-03-25 01:14 | シチリア・旬の食材