2010年 04月 24日 ( 1 )

トラーパニ伝統料理を食べる 「La Bettolaccia~ラ ベットラッチャ~」

f0226106_1791576.jpg

「本当に美味しいお店」は、自分の中だけの秘密にしておきたい、、、なんて思ってしまう事、ありませんか?(ケチ!なんて言わないで~・笑)La bettolacciaは私の中ではそんな存在の一軒です。

トラーパニには10年、20年、、、メニューを変えず、ひたすらトラーパニ伝統料理を作りつづけるお店が数軒あります。その中でも私のお気に入りのお店がここ、LaBettolaccia(ラ ベットラッチャ)。トラーパニの人に、

「どこのトラットリアがトラーパニで一番美味しいと思う?」

と質問すると、多くの人がLa Bettolacciaをあげます。地元の人に愛されるお店にハズレがないのは世界各国共通。

La Bettolacciaは「大衆食堂」、というような意味。トラーパニ旧市街のウラビレタ道に、大きな看板もなくひっそりと佇むこのお店。知らなければ見つけられないところが又いいところ。ジャラジャラとした暖簾のようなものをくぐってお店に入ると、、、外部からは想像できないステキなお店。

扉を開けるとごっついお兄さん(?)が比較的無愛想に迎えてくれます(笑)店舗内部とってもはシンプル。こじんまりとしていて、サービスはごっついお兄さん一人で回しています。メニューはイタリア語、そして英語バージョンもあるのが外国人には嬉しいところ。ワインは地元のワインを中心に揃えてあるけれど、オススメは「Vino Locale(ビーノ ロカーレ)」。日本では「ハウスワイン」と呼ばれカラフェで運ばれてくるワインですが、これが侮れず非常に美味しい。

さて、肝心の料理。メニューはコテコテのトラーパニ郷土料理でどんなにガツン!とした品々が出てくるのかと思えば、、、「大衆食堂」という言葉が似つかわしくないくらい、一つ一つ丁寧な仕事をしたであろう一皿がやってくるのでした。でも、やっぱり南イタリアらしく大盛り(笑)


f0226106_17251866.jpg
いつも同じ料理ばかりを頼むため、写真の数がとっても少なかったです、、、。

(左上)イワシのポルペッテ。イワシのミンチを丸めてトマトソースで煮込んであります。日本で言えば「つみれ」ですが、シチリア食材が入るとやはりシチリアの味に。行くと必ず頼む一品です。

(右上)ムール貝の蒸し煮。これで1人分だったか2人分だったか、、、とにかくタップリと盛られてきます!

(左下)イサキのカルトッチョ。イサキから出た汁を下に敷き詰められたジャガイモが吸ってとっても美味。カルトッチョは包みを空けるまでのワクワク感がたまりません!

(右下)マグロのボッタルガのパスタ。トラーパニといえば、「マグロのボッタルガ」が有名。どこのトラットリアに行ってもある一皿ですが、お店によって調理方法も味も違うところが面白いところ。La Bettolacciaのボッタルガのパスタは塩気が絶妙。しょっぱすぎず、でもパンチに効いたシチリアの味です。


メニューの数自体もそんなに多くはありませんが、いつもお気に入りの品々を頼んでしまう私。上の4品は私の定番です。

とある私の友人(イタリア人)曰く、

「La Bettolacciaは料理も美味しいけれど、常連さんでもイチゲンさんでも、同様に扱ってくれるところがいいのよね。」

旅行者にとってはこんなところも大きなポイントの一つ。ホールにいるごっついお兄さん、一見無愛想ですがそれは真摯な姿勢で仕事をしているから?おしゃべりをしている間に時折見せるはにかんだような笑顔がとってもかわいいのでした。

私の秘密のお店(トラーパニでは超有名ですけどね~)、ついに公開してしまいました、、、。トラーパニ旧市街のウラビレタ道のトラットリア、見つかるかな?

<店舗データ>
La Bettolaccia(ラ ベットラッチャ)
住所 : Via Enrico Fardella,25
電話 : 0923-21695
* 昼/夜共に営業
* Via Vittorio Emanuele通りにあるB&B Ai Lumiを左折して直進。突き当たり近くの左側。


★ブログ版「La Tavola Siciliana」、夏の新プラン、第2弾を公開しました。
  「<新プラン>海の近くのアグリで過ごす優雅なバカンス3泊4日~海も、山も、畑も、、、~」
今年の夏は、海の近くのアグリでのんびりと、、、ストレスから開放されてみませんか?
[PR]
by lacucinasiciliana | 2010-04-24 00:54 | シチリアのオイシイ食堂