2010年 12月 07日 ( 1 )

出来ることから始める健康な食生活

11月末で今年のお客様が終了して、12月から家での地道な仕事が始まり、それと共に少し自由な時間が増えました。お客様がいらしている最中は1日中外にいる事が多いため、ついつい外食しがち。且つ、夜も昼もトラットリアでご一緒することが多いため、ついつい暴飲暴食に走ってしまいます、、、。毎日の外食と毎日のワイン。時折なら良いのですが毎日となると、、、体に良いはずもありません。忙しい時期が終ると私の体は悲鳴を上げ始め、アレルギー(もともとアトピーなのですが)という形で出てきます。今年も9月末から休み無く働いた2ヶ月&途中に挟まった日本滞在、、、通常、期間中は気が張っているせいかあまり出てこないのですが、今回はよっぽど疲れていたのかなんなのか、11月中旬、お客様がいらっしゃる最中に上半身にアレルギーが出てきました(涙)食と健康、本当に結びついているのだな、、、と再確認する私でした。

忙しいとついつい日常に埋没してしまい、「健康な食事」なんて考える余裕がなくなってしまう私。それでも幸いシチリアという場所に住んでいるため、日常の食生活も新鮮な野菜や果物が手に入る環境だし、「作り置き文化」がないイタリアなので家で食べるときは毎食出来立てのものを食べます。

「毎日の食卓を丁寧に、、、、」

が、今、私が思っている一番重要な事。健康のために何かを特別にするわけではなく、身近に自分の出来る範囲内で丁寧な食生活を送ること。自分の畑は持たない私ですが、幸いドミンゴ家という強い見方がいます。トマトソース、たまねぎ、ニンニク、卵など、1年中あるものはドミンゴ家からいただいています。プラス旬の野菜なども2週間に2回くらいたっぷりと。オイルは友人のオリーブオイル生産者からもらうエキストラバージンオイルのみを使用。おやつやパンなどは出来るだけ自分で焼く。ブイヨンなどは使わない。材料はなるべく原料に近い形で購入する。(加工したものは使わない)

f0226106_20355857.jpgこんな事が今心がけていることですが、おやつやパンを作るための「粉」も気になるところです。シチリアは完全な硬質小麦(日本で”セモリナ粉”と呼ばれています)文化。なぜなら硬質小麦の大生産地だから。育てるのに水分を必要とする軟質小麦(日本の”薄力粉”は軟質小麦から作られています)は、降水量が少ないシチリアには不向き。硬質小麦は南の気候に合っているそうです。伝統としてはパンもパスタもシチリアでは硬質小麦を100%使って作ります。そのため、良質の硬質小麦は比較的手に入りやすいのですが、なかなか無いのが良質の軟質小麦。

そこで前から試してみたかった粉を今日はCoopで購入してきました。「alce nero(アルチェ ネロ)」というビオ製品のメーカーのものです。integrale(インテグラーレ=全粒粉)、Farina 0(ファリーナ ゼロ)、Farina 00(ファリーナ ゼロゼロ)の3種類。(イタリアの粉は日本の粉の分類と違うため、この話をすると長くなるので又の機会に、、、)私は作るものによってこの3種類とセモリナ粉、4種類を使い分けます。アルチェネロ、イタリア語のホームページを探していたらなんと日本のホームページもあるんですね。(こちらからどうぞ)

気張って始めると絶対に長続きしない3日坊主の私(苦笑)本当は自分で畑を持って、、、、という生活がベストなのでしょうが、仕事で家を留守にすることも多いため、現時点ではちょっと難しく。なので、まずは身近で気軽に出来ることから始めることにしました。もともとシチリアでの食生活は日本にいた時に比べると至って健康。野菜や果物の本当の美味しさを知ったのもシチリアでしたし。

しばらくオウチゴハンを楽しみた2010年の年末です。
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by lacucinasiciliana | 2010-12-07 20:32 | 食文化イロイロ