2011年 03月 29日 ( 2 )

ドミンゴ家 春の畑 ~ フルーツ編 ~

さて、ドミンゴ家、野菜シリーズに続き果物達です。

冬に大豊作だったオレンジ&マンダアランチャ(マンダリンとオレンジの掛け合わせで日本のみかんに似ています)も終了し、初夏のフルーツのお花で畑も賑わっています。

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白プラムのお花。収穫は7月頃です。この日は満開に咲いていて、時折ビュンッ!とふく強い風で花吹雪となっていました。

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こちらは日本でもおなじみ、桃のお花です。ツルンとした表面にオレンジのシャッキリとした実のNoce Pesca(ノーチェ ペスカ)という種類の桃です。この木、まだ樹齢3年か4年くらい。パパが接木をして大切に育てている桃です。去年は確か5個くらいしか実がならなかったのですが、今年はもう少したくさん成りそうです。

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こちらアプリコット(杏)です。日本ではアプリコットと言えばドライか缶詰くらいで、、、フレッシュ(生)のアプリコットを食べた記憶ってほとんどありません。イタリアでは初夏になると山盛りになって市場に並ぶアプリコット。甘くて程よい酸味がとっても爽やかな初夏の味です。

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オレンジは収穫が終了したばかりなのに、もう冬に向けて準備を始めています。夏前には既にちっちゃな実をつけるオレンジ。半年かけてゆっくり大きくなっていきます。今年もがんばってね♪

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これは接木1年目の桃の木。小さなお花が数個ついていました。先っぽには新芽が生えてきています。パパはこの木が毎年毎年成長して、数年後には実を付け始めるのを楽しみにしています。

「ボクが育てた木は子供と一緒だからね。実を付けた時は順調に成長したようで嬉しいんだよ。うまく成長しなかったら、状況を観察しながら対処していかないとね。手をかけてあげると、必ず最後には実を付けてくれるんだよ。」

パパにとっては植物も子供も本気で一緒らしいです。パパ、本当に心が優しいなぁ~。

去年80歳を迎えたパパ。実は大きな病気と闘いながら日常生活を送っています。本当は体も相当痛むだろうに、文句一つ言わずに畑に取り組むパパの姿勢を見ていると、本当に頭が下がる思いです。

「大地はボクにエネルギーを与えてくれるんだよね。」

パパは畑に出ると病気がウソのように元気になります。土が与えてくれるエネルギー、、、、。自然は今回の大地震や大津波のように大きく人類を悲しみのどん底に落とすこともあれば、こうして大きなエネエルギーを与えてもくれます。

ドミンゴには庭には去年パパが接木したオリーブの木やブドウの木、合わせて10本ほど。パパが、これらの木が実を結ぶまで元気でいれますように、、、。
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by lacucinasiciliana | 2011-03-29 16:06 | シチリアの畑から

ドミンゴ家 春の畑 ~ 野菜編 ~

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すっきりと晴れた日曜日。ドミンゴ家はいつもの日曜日の風景でした。

ドミンゴ家の日曜日は賑やか。ドミンゴパパとマンマの息子×2、娘×1、プラスそれぞれのパートナー、それに加えて4人の孫が毎週やってきます。マンマは皆のためにお昼ごはんを作り、パパはその為の野菜を日頃せっせと仕込みます。何気ない日常の風景ですが、震災があった後、こんな風景もなんだかありがたく感じるのでした。

さて、ドミンゴ家の畑、現在春野菜がスクスクと育っています。

ドミンゴ家の春といえば、、、、こちら↓。
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毎年大量に収穫できるグリーンピース。マンマとパパが軒先で鞘からマメを取り出す風景はドミンゴ家の春の風物詩。今年は、早採りと遅採りの少し時期をずらして収穫を2回に分けようという作戦らしく。写真のグリーンピースは私が日本に行く前、2月中旬には既に植えられて芽が出ていました。1ヶ月の間にグングンと成長し、現在白いカワイイお花を付けています。よ~く見ると既に鞘もできていて。

「あと2週間で収穫かな」(By ドミンゴパパ)

遅採りグリーンピースは早採りと2週間くらいの時差で収穫です。

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こちらもグリーンピース同様、春の風物詩のソラマメ。私はソラマメ、実は日本にいたときは大嫌いな野菜でして(汗)ソラマメ特有の青臭さが大の苦手でした。ところがシチリアにきてからソラマメを食べてみると、、、「あら?臭くない??」種類が違うからか、土地が違うからか、鮮度が違うからか、、、、あの特有の足の臭い(笑)がしません。特に畑でまだちっちゃいうちに収穫したソラマメを生で食べると、ほんのり甘くて美味しい~~~!今年も収穫、参加しますよ!

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これは長ネギタイプのネギ。ここでは「cipolla lunga=長玉ねぎ」と呼ばれています。日本の長ネギほど長くはありませんが、15~20cmほどの太めの長ネギです。パパ曰く、

「球形の玉ねぎも、この長ネギも植えている種は一緒なんだよ。植える季節や収穫時期に寄って、丸いか、長いか、が決まるんだよ。」

ドミンゴ家には1年を通してほぼネギ類が植わっていますが、春にはこの長いタイプが、初夏には丸いタイプが。不思議です。

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ホウレンソウ。現在、モサモサと生えているホウレンソウは冬に植えたものだそうで。今が収穫時です。ホウレンソウは比較的早く育つらしく、少し前に植えたホウレンソウもあと1ヶ月くらいで食べ頃でしょう。

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丸ボウズだったブドウの木も芽吹いてきました。ブドウが芽吹けはシチリアはもう春です。

写真はありませんが、パパは既に夏用のトマトの苗も作っていました。去年は確か少し寒かったからか、一つ一つ小さなポットに入れて苗を作っていましたが、今年は暖かいので直に畑の土に植えていました。一箇所でまとめて種を蒔いて、ある程度育ったら畝を作って移し変えてあげるそうです。2週間ほど前に種を植えたそうですが、2cmくらいのちっちゃな芽が出ていました!

春は生命の息吹を感じられる季節。これからドミンゴ家の畑の野菜達もグングン育っていくことでしょう!
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by lacucinasiciliana | 2011-03-29 01:10 | シチリアの畑から