2011年 06月 16日 ( 1 )

ローマの伝統料理をレストランで味わう Ristorante alla Rampa

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さて、家庭料理でローマ料理を堪能した次の夜は、

「通りがかりにずっと行きたい、と思っていたお店があるんだよね」

と、友人に連れられてローマのチェントロにあるレストランに行った。

ローマは世界を代表する観光地なので、チェントロにて美味しくお手頃価格のお店を探すのは至難の業。適当に入ってマズイものを食べてボッタくられる、、、なんて事も少なくないのはどこの観光地も一緒の事。なので私はローマでは知らないお店にはほとんど入らない。

連れて行ってくれたお店はなんとスペイン階段のすぐ近く。立地条件から言えばボッタくられそうな感じだ。お店の外には週末だからか長蛇の列。お店の人に尋ねてみると、列は外のテラスで食べるための列、店内ならばすぐに入れるとの事。もちろん店内を選ぶ私達。

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お店に入ってみるとこれがいい感じ。昔の生活、、、をテーマにしたという店内は、洗濯物が干してあったり、小窓があったり結構凝った作りだ。友人曰く、

「外のテラスでローマの雰囲気を楽しむのもいいけれど、店内の方が雰囲気があっていいよね。」

f0226106_17145953.jpgさて。この時期の旬といえば、「ズッキーニの花」。シチリアでは花を食べる習慣はなく、ほとんどお目にかからないこの食材。(自分で栽培すればいくらでもできるのだが)ズッキーニの花はローマでは1年中売っているらしいが、今がちょうど旬。今回、必ず食べていこう、と思っていたもののひとつだった。

定番は中にモッツッァレッラとアンチョビを入れてフリットにしたものだが、このお店のはアンチョビが入っていなかった。一人分で4つのフリット。ナイフで割ってみるとトロリとモッツァレッラが溶け出てきた。これこれ。これが食べたかったのだ。

フリットの衣はまるで天プラ。シチリアではセモリナ粉オンリーでフリットにするため、すごくサクサクするが天プラのような膨らんだ感じはない。

うん、美味。4つ軽く平らげた。


さて、アンティパストを食べた後、パスタはパスしてセコンドへ。

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私が注文したのは「スカロッピーネ アッラ リモーネ」、友人が注文したのは「トリッパ アッラ ロマーナ」。いず
れもローマの郷土料理だ。

スカロッピーネは仔牛肉、又は、豚肉に粉を付けて焼いて何かの風味を付ける、、、という、簡単、且つ美味しいの代表料理。ローマのみならずイタリア全土で食べられているが、いつだったかローマ料理、と聞いたことがある。(ほんと?)スカロッピーネといえばマルサラ風味が有名で、マルサラといえばトラーパニ県に属すわけであって。マルサラで教わったスカロッピーネには牛乳が入るのが衝撃的で、一度本場のスカロッピーネを食べてみたい、と思ったわけだ。

今回選んだのはレモン風味。決してローマっぽい味ではないが、どんな仕上がりなのか試してみたかった。仕上がりからするとやはり牛乳は使われていない。たっぷりのレモン汁とバターで仕上げたようだ。まずくはなかったが、これでなくても良かったかな~、、、という感じの一皿。

一方、トリッパは美味しかった!臭みはしっかりと抜けているが、トリッパ特有のなんとも言えない食感がしっかり残っていて、満足のいく一皿であった。

気になるお会計だが、アンティパスト3皿とセコンド3皿、水とハウスワイン1/2L、これで3人で100ユーロ以下。ローマの超チェントロにてこのお会計なら納得だ。チェントロで食事をするには便利なお店かもしれない。

<店舗データ>
Ristorante Alla Rampa(リストランテ アッラ ランパ)
住所 : Piazza Mignanelli 18
電話 : (+39)06-6782621
URL : http://www.allarampa.it/

*スペイン階段を正面に見て右へ。隣のオベリスクがあるピアッツァの一角にある。お店の名前「ランパ」は大きな階段、という意味。その名の通り、お店の隣にはスペイン階段の上と同じ場所に着く大きな階段がある。
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by lacucinasiciliana | 2011-06-16 17:44 | 番外編:ローマ