2011年 11月 05日 ( 1 )

今年もオレンジの季節が始まった!

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季節がらか、自分の興味からか、しばらく続いてたオリーブねた。シチリアではそろそろシーズンも終盤となったので、ここら辺でオリーブのお話はひと段落。そろそろシチリアの食の話題をお届けしよう。

今日土曜日は、「農民市場の日」。海沿いの大きな空き地で土曜日に1回開催される。「ファーマーズマーケット」と言えばカッコイイが、トラーパニのそれはやはり「農民市場」という言葉が似合う。それは売っている「人」が本当に素朴だからだろうか、、、それとも売っている「モノ」がいかにも無骨だからだろうか、、、。

今朝、農民市場に行ってみると、先週まではなかった「オレンジ」が登場していた。

柑橘類は夏っぽい爽やかな味だからだろうか、夏の果物、と思っている人も多いと思うが、オレンジもレモンも旬は冬。12月~4月にかけてが旬真っ盛りとなる。オレンジやレモンと言えばビタミンCがたっぷり含まれていることは周知の通りだが、「風邪対策」として自然の摂理が冬の果物としたのでは、、、と感じることもある。

シチリアのオレンジと言えば「赤いオレンジ=ブラッドオレンジ」を想像される方が多いと思うが、栽培されているのはそれだけではない。トラーパニ近辺でよく見かけるのは、

・ブラジリアーノ
・タロッコ
・マンダアランチャ
・マンダリーノ

の4種。

「ブラジリアーノ」はとても爽やかな味が特徴で、大きさは直径12cmくらいの巨大なものがある。「タロッコ」は赤オレンジ、、、に近い感じで、オレンジの部分と赤の部分がまだらになっている。ものによってはほぼ赤のものもあるが、皆さんが想像するような真っ赤ではない。「マンダアランチャ」はマンダリンとオレンジの交配で、味もオレンジとみかんの中間、、、といた感じで大きさはみかんに近い。マンダリーノはほぼみかん、と思って良い。

ブラジリアーノは早熟で11月中旬から市場に出回る。実際、今日見かけたものもブラジリアーノだった。タロッコの旬は12月下旬からと少し遅い。

個人的にはオレンジとして食べるなら「ブラジリアーノ」、スプレムータ(フレッシュジュース)として飲むならタロッコが好きな私。今日はブラジリアーノとマンダアランチャを買ったのだがなんと、3キロで2.5ユーロ。日本では考えられない価格だ。

ドミンゴ家のオレンジ達もそろそろ収穫が近くなってきた。ドミンゴ家にはブラジリアーノが1本、そしてタロッコの木が2本あるが、これがまた驚くほど実を付けてくれる。今年は特にタロッコが豊作だ。収穫が始まったらオレンジジャムも大量に作ってみようかと思っている今年。今から楽しみだ。
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by lacucinasiciliana | 2011-11-05 23:48 | シチリア・旬の食材