カテゴリ:オリーブオイルのお話( 30 )

第2弾!Venvs et Salvsオリーブオイルセミナー@東京を開催します!

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3月に行ったVenvs et Salvsオリーブオイルセミナーに続き、第二弾を開催することとなりました。

「オリーブオイルの基礎知識を身に付ける」がテーマだった1回目。2回目となる今回のテーマは

「イタリア各地のオリーブオイルと料理の相性」

1回目はシチリアのオリーブオイルのみをテイスティングしましたが、今回はイタリアを代表する4つの州のオリーブオイルを味比べ、そしてそれぞれの料理がどんな料理と合うのか、、、、そんな事を実際に、ご自身の舌で確認していただく事が今回の目標となっています。

前半のセミナーでは、今回も熱血のアルベルト・ガッルッフォ氏が登場。イタリア各地のオリーブの種類とオイルの特徴、ラベルの読み方やDOPについての説明など、皆さんがオリーブオイルを買うとき、選ぶときに役立つような情報をお届けしたいと思います。


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第2回 Venus et Salusオリーブオイルセミナー

■ 日時 : 10月8日(土) 17:30開始予定(若干変更する可能性アリ)
■ 会場 : 料理王国アカデミーサロン(大江戸線赤羽橋より徒歩1分)
■ 参加費 : 15,000円
■ 定員 : 30名 → 残席3

<講習会テーマ>
イタリア各地のオリーブオイルと料理の相性を知る

* イタリア4州のオリーブオイルを試飲、更に食材と合わせて相性を検証します

<講習会予定>
17:00 開場
17:30~18:30 アルベルト氏によるセミナー
(イタリア各産地のオリーブ&オリーブオイルの特徴について)
18:30~20:30 オイルの試飲と食材との相性を実際に料理を試食しながら検証
20:30~21:00 質問タイム
21:00 閉会
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お申し込みやご質問は下記メールアドレスまで。

mail★venusetsalus.com (★→@に変えて下さい)

第1回目のセミナーに参加されなかった&できなかった方のために、

「オリーブオイルのABC」

と名づけ、私、佐藤 礼子が行うオリーブオイル基礎講座も開催予定です。まずは基礎講座に参加してオリーブオイルのABCを勉強して、ヴェヌス エ サルスオリーブオイルセミナーに備えましょう!

【オリーブオイル基礎講座のご案内】

「オリーブオイルのABC」

日時: 10月5日(水)
時間: 19:00~21:00 (18:00には開場しているので早く来れる方、おしゃべりしましょう!)
会場: Vogue Ruby(大江戸線若松河田駅 徒歩20秒)
内容: オリーブについての色々、基本的な事から学びます。オイル試飲3種。
講師: 佐藤 礼子
参加費: 9,000円

* 時間が時間ですので、、、簡単なおつまみをご用意する予定です。

あんなことも、こんなことも、聞いてみたかったけれど、、、恥ずかしくて聞けない!という方、
是非お越しくださいませ♪
私が6年間、季節を追ってこの目で見続けて実地訓練してきた知識を、
皆さんにお伝えします。
少人数制ですので、楽しく和やかな雰囲気の中で、楽しんでオリーブオイルを勉強しましょう!


第1回目の様子はこちらからご覧ください。

皆さんと日本でお会いできる事を楽しみにしています♪
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by lacucinasiciliana | 2011-08-19 19:54 | オリーブオイルのお話

今年も良質のオリーブがタワワに成る(Venus et salus オリーブ畑訪問 その2 )

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オリーブの木オーナー制度Venvs et Salvs(ヴェヌス エ サルス)の畑を訪問してきた。

すっかり雑草が刈られたフカフカな土地に濃い緑のオリーブの葉。そして枝にはタワワに成るオリーブの実、、、オリーブ畑はいつ訪れても気持ちが良い。

5月6月と例年より少し雨が多かったトラーパニ。そのおかげで実もたくさん付き、現在、シチリアのギラギラとした太陽を浴びてグングンと育っている。

「ほら見てごらん。本当に美しいだろ。最高だよ、今年のオリーブは」

と、我が子の様に触ってみては褒めちぎりながら、うっとりとオリーブを見つめるアルベルト氏。

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毎年、この時期になると同じような光景を目にする私だが、実は毎年状態の良いオリーブをタワワに実らせるのは容易な事ではない。

もともと2年に1回、実を付ける種類が多いオリーブの木。生産者は毎年の生産量を安定させるために、上手に剪定をしなければならない。剪定方法を間違えると、今年はたくさん成ったけれど翌年は少ししか成らなかった、、、、なんて事にもなりかねない。特に、アルベルト氏の畑のように無農薬で育てる場合、害虫や病気にかかっていないかこまめなチェックが必要となる。

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アルベルト氏は時折立ち止まってジーッと木を眺めている。その姿はまるで、木と会話をしているようだ。

「どう、元気かい?」

「うん元気だよ。暑いけどね。」

「そろそろ水が欲しい頃だろ?喉渇いてきたよな?」

「そうだね~、来週くらいかな、水が欲しいのは。」

「よし分かった。来週、水撒きに来るからな。地下から汲み上げた冷えた水だよ。」

「楽しみにしているよ。じゃ、また来週ね。」

そんなアルベルト氏とオリーブの木の会話が聞こえてくるようだ。実際、土や枝や実の状況を見ながら手入れをするそうで、畑を見に来るとオリーブの木達の声が聞こえてくるそうだ。

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剪定方法により、毎年少しずつ木の形が違うヴェヌス エ サルスのオリーブの木達。今年は、本当に美しい立ち姿だ。

収穫まであと約2ヶ月。このまま順調に育つ事を祈るばかり。
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by lacucinasiciliana | 2011-08-09 15:11 | オリーブオイルのお話

オリーブオイルのお話1 ~美味しいオリーブオイルを作る一番の条件~

f0226106_2246374.jpg先日から募集を始めたオリーブの木オーナー制度「ヴェヌス エ サルス」

ヴェヌス エ サルスのオリーブオイルは「すごく美味しい」という言葉では言い表せないほど、本当に美味しいオリーブオイル。イタリア全土に「極上」と呼ばれるオイルは色々とあるが、ヴェヌス エ サルスのオイルはそんなオイルのひとつだと言ってよいであろう。

では、「美味しいオリーブオイルを作るのに欠かせない条件」、、、とは?ヴェヌス エ サルスのオリーブオイルを作るアルベルト氏に聞いてみた。美味しいオリーブオイルを作るのに一番必要な条件とは?

「それは”良い状態のオリーブを作る事”でしょ。どんなに作り手が優秀でも、どんなにいい機械を使っても、肝心のオリーブが健康な状況でなければ、美味しいオイルは作れないでしょ。」

美味しいオリーブオイルを作る条件は、

1、正しい収穫時期
2、できるだけ早くオイルにする
3、製造中に温度を上げすぎない

と言われる。実際にはこれだけではく色々な条件が絡んで美味しいオリーブオイルが作れるわけであるが、どんなに製法にこだわったとしても元々のオリーブ自体が美味しくなければ全て台無しになってしまう、という訳だ。

f0226106_22521092.jpgでは、美味しいオリーブはどうやって作るの?ヴェヌス エ サルスのオリーブ畑について聞いてみた。

「ヴェヌス エ サルスのオリーブ畑?そりゃ企業秘密だよ(笑)あの畑の土地はね、僕が小さい頃によく遊んでいた秘密基地なんだよ。オリーブオイル作りを始めて10年くらい経った頃、いまから15年前かな、にあの土地がオリーブ栽培にすごく適している、という事に気が付いてね。子供の頃の秘密基地に”秘密のオリーブ畑”を作ることを決めたんだよ。」

子供の頃の秘密基地が、大人になってから改めて秘密基地と化したのが”秘密のオリーブ畑”。

最初は何から手を付けたのでしょう??

「まずは土作りから。土の質の分析をしてどんな肥料が必要かをまずは決めたんだ。肥料と言っても無農薬で作りたかったから、肥料は自然のもの。その後に自分の目で苗を選び、畑に植えたんだ。オリーブの品種は僕が一番好きなチェラソーラ種。普通はひとつの畑の中に色々な種類を混植するんだけれど、僕が選んだのは1種類のみ。ブレンドではなく、その品種が持つ美味しさを引き出すモノクルティヴァル(単種)のオイルを作りたかったからね。50本のチェラソーラ種の苗を植えたんだよ。」

オリーブオイルに情熱を傾けるアルベルト氏は話始めると止まらない。息付く暇もなく話続ける。

f0226106_22554573.jpgさて、こうして大切に植えられたオリーブの木、その後は、、、?

「畑はチョコチョコ自分の目でチェックしににいって、問題があればすぐに対処。剪定方法も自分で決めたし、その後の肥料や土の手入れも全て細かくチェックしていたんだよ。僕は多くのオリーブ畑のコンサルタントをやっているけれど、やっぱり自分の秘密の畑は特別だからね。あ、他のオリーブ畑もきちんとみているよ(苦笑)」

コンサルの場合は畑の持ち主の意見も反映させた上で、美味しいオイル作りをするのがコンサルタントの仕事だが、自分の畑の場合、100%自分が思ったように栽培ができるのが魅力だというアルベルト氏。

オリーブオイル作りは最初から順調であったのだろうか?

「オリーブの実が付き始めるまでは5年位かかったかな。最初の頃は色々と実験してみたんだよ。既に経験があったから最初からそこそこ美味しいオイルができたけれど、やはり木が若いうちはなかなか僕が目指すオイルを作るのは難しくてね。あの畑のオイルは他の人に売った事は1回もないんだよ。何せ”秘密の畑”だからね(笑)10年が経った頃から安定した美味しいオイルが作れるようになってきたんだよ。」

オリーブの苗を植えてからこまめに手入れをしながら育てる事10年、やっとアルベルト氏が求めるオイルにたどり着いた。

では何故それを日本の皆様に?

「この50本のオリーブの木は僕の子供なんだよ。手間暇かけて育ててきた子供達を、その価値が分かってくれる人達と一緒に共有して、そして育てていきたいと思ったんだよ。今までオリーブオイルをヨーロッパ、アメリカ、そしてアジアと色々な国に販売してきたけれど、その中でも日本の皆さんはすごく勉強熱心でオリーブオイルへの関心が高い、といつも感心していてね。それで日本の皆さんと一緒にこの木を育てていきたいな~、とオリーブの木オーナー制度を思いついたんだよ。でもその頃はまだ心の中で思っていただけでね。そんな頃にREIKO(=私)と知り合ったんだ。彼女と色々と話をしているうちに、”この人と一緒にやりたい!”と強く思うようになってね。3年かかって、REIKOを口説き落とした(笑)」

ちなみに、私が口説かれたのはオリーブの木オーナー制度に関してなので、お間違えのないように。

思ってみればアルベルト氏と知り合ったのは6年前。彼が独立して間もない頃だった。最初から弾丸トークでオリーブオイルを語るアルベルト氏から私も色々な事を学んだ。アルベルト氏の”秘密の畑”にも何度も足を運び、3年間自分の目でもその丁寧な仕事、いつもフカフカな土、状態の良いオリーブを見続けてきた。終に3年後に「うん。この人なら、この畑なら、一緒にオリーブの木オーナー制度を始めてみても良いかも、、、」と私も思い始めたのだった。

少し話しが逸れたが、ヴェヌス エ サルスのオリーブオイルを作るオリーブが栽培される「秘密のオリーブ畑」はこうして生まれたのであった。つまりヴェヌス エ サルスの土台作りは15年前から始まっていた、という事になる。秀逸なオリーブオイル作りは長い年月と情熱をかけて作られるものなのだ。

日本の皆さんから良く聞くこんな言葉。

「1年に1回だけ収穫してオリーブオイルにするだけなのに、オリーブオイルって随分高いですよね」

生産者の近くで彼らのオリーブオイル作りを見ていると、日々の努力が皆さんになかなか伝わらないのがすごくもどかしくも感じる。そんな事を日本の皆さんにも伝えたい、と思ったのが「オリーブの木オーナー制度ヴェヌス エ サルス」をやってみようか、と思ったひとつの理由でもあった。

2004年にイタリアに来てからというもの、年々興味が増してくるオリーブオイル。私がここで学んだ事をこれからも少しずつ皆さんにお伝えしていこうと思う。
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by lacucinasiciliana | 2011-07-25 06:50 | オリーブオイルのお話

今年も「オリーブの木のオーナー」、募集開始です!

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一昨年から始めた「オリーブの木オーナー制度ヴェヌス エ サルス」。今年の春にはヴェヌス エ サルスのオリーブオイルの生産者、アルベルト・ガッルッフォ氏を連れてのオリーブオイルセミナーも開催しました。

ヴェヌス エ サルスは「オリーブの木のオーナー制度」という名前が付いているように、オリーブの木1本1本を皆さんにご契約いただき、アルベルト氏と私と一緒に木を育てていこう!というのが企画の趣旨。つまり、「オリーブオイルを買っていただく」、、、、というよりも

「自分のオリーブの木を一緒に育てていただく」

という感覚です。

もちろん皆さんは日本にいらっしゃるので、本当に育てるのはアルベルト氏。皆さんは日本から良いオリーブの実が育つよう、念を送ってください(笑)

皆さんにご用意しているのは、50本のオリーブの木。15年前、アルベルト氏が自分の土地を耕し、自分でオリーブの苗を選定し始めた秘密のオリーブ畑。15年間、手塩にかけて育ててきた50本のオリーブの木。ようやく「これだ!」というオイルができ始めた頃に、オリーブの木オーナー制度ヴェヌス エ サルスを始めたわけです。

私達の手元にはオリーブ畑にある50本の木のマップもあって、既にそれぞれの木に去年オーナーになってくださった方々の名前が振ってあります。現在、そこつける皆さんのネームプレートを作成中で(1年越しです、、、、)、8月末までには完成予定。

「企画は面白いけどオリーブオイルが美味しくなくっちゃね、、、」

という方。ご安心を。

アルベルト氏は25年間のオリーブオイル製造技術責任者としての実績を持ち、数多くのメダルを受賞したオリーブオイルを作りだしてきました。満を持して独立したのが2005年。アルベルト氏のフラントイオ(搾油所)はイタリアでも、いや世界でも1台しかない、、、という最先端の技術を駆使した機械を導入しています。アルベルト氏の経験と世界でたった1台しかない搾油機のコラボで、本当に高品質のオイルを作ることに成功しました。

ちなみにこのオイル、、、販売するのは日本の皆さん、私を通じてヴェヌス エ サルスのオリーブの木オーナー制度に申し込んでくださった皆さんのみ!!世界全国、どこに行っても買うことができないのです、、、っ!尚且つ、ボトルの裏ラベルには皆さんのお名前と通し番号が印字されていますので、本当に世界で1本のオリジナルオイル、という訳です。また、ボトル1本1本にはアルベルトから感謝の気持ちを込めて直筆のサインも入っています。世界にただ1本のオリーブオイルボトルを、プレゼントにも最適な化粧箱に1本1本入れてのお届けです。

オリーブの木オーナー制度ヴェヌス エ サルスでは、年に1回、絞りたての極上E.Vオリーブオイルをシチリアから直送で皆さんのお宅にお届けします。なので、オリーブオイルも長旅をすることなく、ストレスも少ない最高の状態で皆さんのお手元に届きます。

ではでは、2011年度の募集要項です。

去年は3年契約250ml×24本の契約のみでしたが、今年は、

* 3年契約 250ml×24本 610ユーロ
* 1年契約 250ml×24本 660ユーロ
* 1年契約 250ml×12本 400ユーロ

3年契約はちょっと、、、という方にも1年で試していただけるように、3通りの契約をご用意致しました。
価格はいずれもシチリアからの空輸での輸送費込み。シチリアから皆さんのお宅へ直送致します。いずれの場合も、ボトルの裏エチケットには皆さんご希望の名前をお入れ致します。

3年契約の皆さんには次のような特典があります。

* 3年間、同じ価格が保障されます。
* オリーブの木に皆さんのネームプレートをお付けして、写真をお送り致します。
* 日本で開催予定のオリーブオイル講習会に割引料金でご参加いただけます。(現在、第2回目を企画中!)
* 2011年はプチプレゼントをご用意中!(中身は、、、ナイショ&お届けはオリーブオイル発送後)

既にオリーブの木をご契約いただいた皆さんからは、

・こんなオリーブオイル初めて!美味しすぎてもったいなくて使いません(笑)
・イタリアンはもちろんの事、和食にも、中華にも、、、なんでも使えて重宝しています。
・24本中、半分は自家消費用、半分は大切な人へのプレゼントに使いました。プレゼントした皆さんからは大変ご好評をいただきました!

と、喜びの声をいただいております。

遥か遠いシチリアに自分のオリーブの木が1本、、、ロマンチックではありませんか??

詳しくは、Venus et Salus(ヴェヌス エ サルス)のホームページにてご紹介しています。

Venvs et Salvs(ヴェヌス エ サルス)の公式ホームページはここをクリック!

お問い合わせはホームページのお問い合わせフォームから、または、ホームページに記載れているメールアドレスまでお願い致します。

オリーブの木を一緒に育ててくれる方が今年も増えることを楽しみにしています♪

■もうひとつお知らせ■

「ウェブコンポーザーアワード2011」というホームページコンテスト(?)に参加中です!参加しているのはシチリアでの料理教室&コーディネートのホームページ「La Tavola Siciliana」のホームページ。Facebookをお持ちの方、ここをクリックしてコンテストページにアクセスして「いいね!」をクリックして投票してくださいね~♪ あなたの1票をお待ちしています!(笑)

(注)ちなみにクリックするのはこの下↓のFBアイコンではありません。
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by lacucinasiciliana | 2011-07-18 16:34 | オリーブオイルのお話

オリーブオイルテイスター講習に参加しています

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ただいまローマにてオリーブオイルテイスター講習に参加中です!

トラーパニに来てからというもの早6年、非常に生産者に近いところでオリーブの勉強を実地訓練(?)でしてきた私。実際にオリーブ畑を観察しながら、生産者の話を聞きながら、時には本やインターネットで知識を吸収してきました。こうして目で見て、鼻で香りを嗅いで、実際に試飲して、五感で感じてきたオリーブの勉強ですが、そろそろ体系だてて勉強しても良いかな、、、と思い始めた今年。数ヶ月前に偶然、ここローマで開催されるオリーブオイルテイスターの講習を発見して、早速申し込みました。講習は全5日で第2日目までが終わりました。

講習会にはローマの人はもちろん、カラブリア、ヴェローナなど、私同様、遠方から来ている人も居ます。が、大半は街で暮らしている人。私も街で暮らしていますが、街と言ってもトラーパニ。車で10分走ればそこはオリーブ畑のど真ん中、、、。この2日間で強く感じたことは、

「オリーブを近くで見ながら生活して、生産者から直接話を聞く機会が多いのは本当に強い!」

ということ。

月に数回のペースでトラーパニ近辺の色々な生産者から話を聞き、毎週日曜日にはパートナーC氏のパパ(オリーブの木を育てて60年)からオリーブ談義を聞き、畑を持っている友人と意見交換をする、非常に恵まれた環境にいることに、今更ながらに気がつきました。

講習会では新たな発見もたくさんありますが、大体の内容はシチリアでは日常的に交わされている会話だったりします。机でのお勉強ももちろん大切ですが、実地訓練で学ぶことは多いのだな~、と心から実感しています。

さて、オリーブオイルテイスター講習での大きな目的のひとつに

「欠陥のあるオリーブオイルの味を知る」

ということがあげられます。美味しいオイルをたっぷりと試した後は、欠陥のあるオリーブオイルを試飲して、それが何に起因して生じた欠陥かを学習していきます。そうすることで、良いオリーブオイル、欠陥のあるオリーブオイルを見分ける術を身に付けていくわけです。

ベースの知識や経験など自分の基準が無ければモノを判断することができない。何事にも共通することですが、オリーブオイルも一緒。5日間で私も色々な知識を吸収したいと思っています。

コースはイタリア人を対象としているので、もちろんイタリア語で行われていますが、100%理解できるようになった私。自分で自分を褒めてあげたいです(笑)数年前のワインソムリエ講習では理解度85%位だったような気がするので。

今日は3日目。今日もがんばっていってきま~す!
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by lacucinasiciliana | 2011-06-10 05:48 | オリーブオイルのお話

ヴェヌス エ サルス オリーブオイルセミナー @ 東京

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トラーパニの熱血オリーブオイル生産者 アルベルト・ガッルフォと一緒に手掛ける「オリーブの木オーナー制度 ヴェヌス エ サルス」。「オリーブオイルの事をきちんと理解していただこうという」という趣旨の元に、東京にてオリーブオイルセミナー&料理講習会を開催しました。(@2011年3月2日)

私が会場に選んだのは東京タワーのすぐ近くにある料理雑誌「料理王国」が運営するサロン。料理王国が運営するだけあって、サロンの設備は本当に充実。お皿、グラス、カトラリーはもちろん、ここには無いものは無い!と思えるくらいの充実の設備。もちろん料理教室の際には手元を大画面で写すためのカメラと大画面も備わっています。

今回、既にオリーブの木のオーナーの8名の方も含めて42名の方にご参加いただきました。

第一部は「オリーブオイルセミナー」。

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日本にも世界全国から色々なオリーブオイルが輸入され一見、市民権を得たかのように思えるオリーブオイル。ですが、トラーパニにいらっしゃるお客様からは「え?意外と正確な知識は日本に伝えられていないのね、、、」と、ずっと思っていました。オリーブオイルという製品だけが一人歩きして、それに伴う情報や知識はまだまだ少ない日本。

今回のセミナーの一番の特典は「生産者から直接お話が聞けること」。既に頭で理解していることでも生産者からのお話はやはり説得力があります。アルベルトは日頃から

「オリーブの木は僕の子供達みたいなもんだからね」

と言っています。毎日対話して、観察して、そして良い木が育っていくのだとか。その言葉通り、アルベルトのオリーブに対する情熱はとっても熱く、、、。今回のセミナーでも熱く語ってくれました。話始めると止まらなくなるアルベルト。「あなたの持ち時間は1時間よ!」と、口酸っぱく言っていたせいか、1時間できっちりとおさまりました、、、ホッ。

1時間と言っても、アルベルトが話す → 私が通訳する、なので、本当はもっともっと語りたいこともあったんでしょうけどね、、、。それは次回のお楽しみ、ってことで(笑)

さて、オリーブオイルの説明に続き、次は試飲。

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試飲?え?という感じかもしれませんが、正式にはオリーブオイル、パンや何かにつけて味見をするのではなく「試飲」するんです。今回は、トラーパニ地域で植わっている3種

■ ビアンコリッラ種
■ チェラスォーラ種
■ ノッチェッラーラ種

3種を皆さんに試飲していただきました。

オリーブオイルの多くはブレンドが多いため(単一種の美味しいオイルを作るのは難しいんです)、単一種でできたオイルを試飲するのはなかなか無いチャンス。

アルベルトから試飲の仕方を説明してもらった後、、、

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さぁ、皆さんも一緒に試飲しましょう!

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皆さんと意見交換をしながら、アルベルトが感想を述べたり、抜き打ちで「さあ、あなた!どんな味がしますか?」と質問してみたり(笑)皆さんで3種の単一品種のオイルを試飲した後は、、、

「自分ブレンドを作ってみる」

先にも少し書きましたが、市場に出ているオリーブオイルは数種の品種をブレンドしたものが多く。なぜならば、それぞれの品種の長所や短所をブレンドすることによってバランス良くすることができ、更にその品種が持つそれぞれの香りや風味がブレンドすることで引き立ってくるからです。じゃ、この3種を使って自分ブレンドを作ってみる??

これもまずはアルベルトがやり方を説明して(っていうか、混ぜていくだけですが・笑)、皆さんにご自身で作っていただきました。これはなかなか面白い試みで。アルベルトが会場を回ってチェックしてみたり、相当盛り上がりました。

で、盛り上がりすぎて気が付いてみたら予定時間時間オーバー!!!!!

第2部、私の料理教室は、、、ものすごいマキマキモードで(汗)

アルベルトからはオリーブオイルについての色々を説明してもらいましたが、私のほうからは

「オリーブオイルの選び方と調理に生かすポイント」

を簡単に説明致しました。

どんなものを選んだらいいのか、どういう風に調理に生かしたらいいのか、、、あまりにも多くのオリーブオイルがあり過ぎて皆さん迷うところだと思います。そこで、色々な角度からオイルの選び方などをアドバイスさせていただきました。「こうじゃなきゃいけない」という事ではなく、私の説明が各自それぞれのオイルの選び方などの参考になれば、ヒントになれば、と思っています。

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この日、食事していただくメニューの中の3品をピックアップしてデモンストレーションをしました。が、あまりの時間の無さに、ものすごいバタバタとしてしまい皆さんすみませんでした!次回は、もう少し時間を長く取るかペース配分をきっちりと、、、。(って、イタリア人がいるとこれが難しい・汗)

なんとか、1部のオリーブオイルセミナー&試飲、2部の料理教室を終え、その後は一番のお楽しみ(であろう)お食事会です!

お食事はオリーブの木オーナー制度で皆さんにお届けしているオリーブオイルを生かした料理を考えました。

<アンティパスト>
オリーブオイルのブルスケッタ
オレンジとアーモンドのサラダ

<プリモ>
ブロッコリーのパスタ シチリア風

<セコンド>
季節の魚のグリル シチリア風ソースで

<ドルチェ>
フリッテッレ

料理はほとんど写真がありません(苦笑)シチリアワインと一緒に召し上がっていただきました。

お食事中はアルベルトと私でテーブルを回ったのですが、皆さんから色々な質問をいただきました。次回は、セミナーと皆さんからの質問タイムをじっくりと設けた会も面白そうだな~、と思ってみたりもしました。時間の都合でお話できなかった方、すみませんでした!

18:30から始まったセミナーは気が付いてみたら22:30、、、、(汗)皆さん、平日なのに遅くまでどうもありがとうございました!福島、広島、北海道、関西などなど、遠方から足を運んで下さった方も、本当にどうもありがとうございました♪

オリーブオイルのセミナー、参加して下さった方もアップしてくれています。

■ il cielo
■ 3porcellini
■ La luce e vento ~光と風~

他にもアップされている方がいらしたら教えてくださいね♪
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by lacucinasiciliana | 2011-03-28 16:17 | オリーブオイルのお話

2011年3月 東京でオリーブオイル講習会を開催します!

今年で2年目を迎えたオリーブの木オーナー制度、Venus et salus(ヴェヌス エ サルス)。私の友人のオリーブオイル生産者アルベルト氏が、15年間手塩にかけて育てたオリーブの木1本1本を皆さんにオーナーになっていただく、、、というこの企画。2年目も無事に発送が完了し、「今年もおいしい!」とご好評をいただくことができました。

詳しくはこちらをご覧ください → ヴェヌス エ サルス ホームページ
ブログでもご紹介しています → こちらから

そして、2011年3月、Venus et salus(ヴェヌス エ サルス)のプロモーションを兼ねて、オリーブオイル講習会を日本で開催します!もちろん、Venus et Salus(ヴェヌス エ サルス)の発案者(?)、敏腕オリーブオイル生産者アルベルト・ガッルッフォ氏も一緒に日本に行きます。

プロモーションとはいうものの、皆さんにオリーブオイルの正しい知識や使い方を理解して頂きたい、というのがセミナーの趣旨。オリーブオイルの正しい知識と正しい使い方、知られているようで日本ではまだまだ知られていないのが現状。ラ ターボラ シチリアーナ初めて5年。トラーパニにいらっしゃるお客様からも、オリーブオイルについての質問はとっても多く、日本でのオリーブオイルへの関心はすごく高いのに、、、実際には意外と知られていない事もずっと気になるところでした。

そこで、今回企画したのが日本でのオリーブオイル講習会。アルベルト氏からはオリーブの木について、オイルの製造方法などオリーブオイルの基礎知識を、オリーブオイルスペシャリストのアルベルト氏が日本で熱く語ります!通訳はもちろん私、佐藤 礼子が担当します。そしてその後に、私の簡単オイシイをテーマとした料理講習会を行います。料理講習会ではオリーブオイルを料理に使う際のポイントもお教えします!
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Venus et Salus オリーブオイルを美味しく使おう!オリーブオイル講習会&料理講習の夕べ

■ 日時 : 3月2日(水) 18:30開始予定(開始時間は若干変更する可能性アリ)
■ 会場 : 料理王国アカデミーサロン(大江戸線赤羽橋より徒歩1分)
■ 参加費 : 15,000円
■ 定員 : 40名
<講習会内容>
・アルベルト・ガッルッフォ氏によるオリーブオイル講義
・佐藤 礼子による料理講習(3品をデモ方式で作ります)
・夕食会(着席・グラスワイン付き)

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オリーブオイル講座に料理講習、そして着席スタイルでの食事会、、、3時間にわたる盛りだくさんの内容となっています!夕食会の間には皆さんからの質疑応答の時間も設ける予定です。この機会に皆さんの「???」を、解明してみませんか?

宣伝するわけではないのですが、Venus et Salusで皆さんにお送りしている絞りたてのオイルは本当に美味しくって、、、。アルベルト氏の作るオイル、常時たくさん試飲している私ですが、このオイルは別物!と私も驚きました。彼自身が15年間手入れをして育ててきた大切なオリーブを、世界に1台しかない最新鋭のマシーンを使って絞ったエクストラバージンオイル。オリーブオイルって1年に1回しか日の目を見ませんが、常日頃の手入れが大切なのね、、、と本気で思わせた一品です。
セミナーでは絞りたてではありませんが(3月ですから、、、笑)、皆さんに試飲&試食の時にはたっぷりと使って頂ける予定です。生産者から直にお話を聞ける貴重な機会だとも思いますので、是非、ご参加をご検討ください♪

シチリア好き、オリーブオイル好きの方がたくさん集まるので、皆さんの輪を広げるチャンスでもあると思いますよ~。

参加をご希望される方は、まずは↓のメールアドレスに件名に「オリーブオイル講習会参加希望」とお書きになってご連絡ください。

mail★venusetsalus.com (★を@に変えてください)

お申込用紙やご入金方法など、こちらからご連絡をさせていただきます。

皆様からのお問い合わせ、お待ちしています!

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■朝時間.jp 朝美人公式ブログ「ボーノな毎日!」もヨロシクです♪

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by lacucinasiciliana | 2011-01-04 16:55 | オリーブオイルのお話

オリーブの種類色々(Venus et salus オリーブ畑訪問 その1 ) sanpo

暑い暑いシチリア!先週、ギラギラと照りつける太陽の下、オリーブの木オーナー制度Venus et Salusのオリーブ畑訪問に行ってきました!今回で既に4組目のオーナー様の来トラーパニ&畑訪問です!(去年お申し込みくださった20組中4組ってすごくないですか??)

まずは、Venus e Salusのオリーブ畑に行く前に、もうひとつのアルベルト氏所有のオリーブ畑へ。

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この畑には4歳になるオリーブの木が190本。今年初めてオイルを絞るそうです。畑には、

・ ビアンコリッラ種
・ チェラスォーラ種
・ ノッチェッラーラ種

と3種のオリーブの木が植わっています。(ちなみにVenus et Salusの畑にはチェエラスォーラ種のみが植わっています。)それぞれ、「葉っぱの形」も「実の形」も「実の色」も違うんです。それを説明するためにこの畑に寄ったわけです。

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これがチェラスォーラ種。写真でも分かるように、葡萄の房のように固まって実が成るのが特徴。葉っぱの色も比較的緑が濃く丸っこい。

「実の形も色もそれぞれ違うけれど、熟し方も違うんだよ。」

とアルベルト氏。

ビアンコリッラ種やノッチェッラーラ種が実の側面からジワジワと熟してくる(色が変わってくる)のに対し、チェラスオーラ種はお尻のポツッと尖っている所、つまり下→上に向かって熟してくるそうです。

「熟した時の色もそれぞれ違うんだよ」

と。

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こちら、同じく4歳の木だそうですが、、、1枚目の写真と比べると随分大きくない!?

「ここは、朝、西から日が昇って、夕方東に沈むまで、何にも遮られずに180度、1日中太陽が当たる絶好の地形なんだよ。でもね、人間が一人一人個人差があるのと同様、オリーブの木も1本1本、成長の度合いが違うんだ。」

それは太陽の当たり具合だったり、下の土の状況だったり、木の性質であったり、、、理由は色々だそうです。

さて、いよいよSalus et Venusの畑へ移動です!

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上の畑と比べると、少し影の部分が多いのが分かりますか?ここも十分に太陽は当たるけれども、木と木の感覚が若干狭いため影ができやすくなっています。なので、土の水分が適度に保たれているそうです。最初の畑は日当たりが良い分、時折、散水が必要だそうですが、Venus et Salusの畑は自然の恵みだけで大丈夫だそうです。2つの畑は数キロしか離れていないのに、それでも随分条件が変わってくるそうですから、農園が違えば違うオリーブオイルができるのも頷けます。

「1本1本の木のオーナーになっていただく、、、」という触れ込みのVenus et Salus、実は私達、オリーブ畑の地図を作成中なのです。トラーパニにいらしてくださった方には自分の木を選んでいただき、現在作成中の「ネームカード」を木にぶら下げる予定です!ネームカード&畑の地図も完成したらお披露目しますね~。

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皆さんのオリーブの木は今年も元気に育っています!

熱血オリーブオイル生産者アルベルト氏の熱い説明を聞きながら畑を回ること約2時間、、、この日はおそらく40度を越えていたと思うのですが、さすが熱血(笑)説明はとどまるところを知りませんでした、、、いやいや、いつも詳しい説明をありがとう!

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ここはオリーブ畑のとなりにある畑。はるか遠くには海と島が見渡せます。この辺の海からは古代ギリシャ人やローマ人が使っていたであろうオリーブオイルやワインを入れていたアンフォラ(ツボ?カメ?)が大量に引き上げられた歴史的地区でもあるんです。2000年前からこの辺で現在と同じようにオリーブオイルが作られていたのか~、、、と思うと、不思議な感覚にさえ陥ります。

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お隣の畑の巨大かぼちゃ。本当にデカッ!

毎回、私も新たな知識を吸収することができるオリーブ畑見学。こうして仕事で、1年を通してオリーブ畑を解説付きで見学をできるのでとても勉強になります。アルベルト氏からはオリーブオイル生産者のプロとしての解説を、ドミンゴ家では長年(既に60年以上らしい、、、)、自分の家のオリーブの木を自家消費用に手入れをしてきたパパの解説、どちらも本当に興味深いです。

オリーブ畑見学の後は、フラントイオ(搾油所)に移動して、また熱い説明を受けましたが、、、これは、またいつか、他の方がいらした祭に、、、。

Venus et Salusのホームページ
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by lacucinasiciliana | 2010-07-18 17:55 | オリーブオイルのお話

最新鋭のオリーブオイル搾油工場に潜入!

下のエントリーでご紹介した、「オリーブの木 オーナー制度 Venus et Salus」

シチリアに私のオリーブの木が一本、、、

という、「私だけのオリーブオイル」をコンセプトとしています。しつこいようですが、ボトルには「自分の名前(本名でもニックネームでも、、、)」が入り、1年に送られる24本分ナンバリングがされています。お歳暮だったり、お返しのプレゼントだったり、、、

「何をプレゼントしたら良いか、困っちゃうわ」

という時の便利モノだ、と2009年にお申し込みをされた方からも大好評でした!

と、「名前入りのボトル」を何度も書きましたが、実は、、、このオイル、只者ではありません。何が只者ではないかって??

Venus et Salus(ヴェヌス エ サルス)のオイルが絞られるフラントイオ(搾油所)Torre di Mezzo社はイタリアでも数件しかない(!)という最新鋭のシステムを導入しています。まずはこれをご覧ください。

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この機械は、「オイルと水分を分離しやすくするために攪拌する機械」。注目すべきは、上の方に見える大画面。ここでは内部の温度や状況が全て大画面で見えるようになっています。ちょっとでも温度が上がりすぎたり、何か不測の事態が起こった場合にはすぐに気がつく事ができます。尚且つ、このシステム、コンピューターでも見ることができるらしく、、、。オイルの生産管理者であるアルベルト氏の家のパソコンとも繋がっているらしいです(汗)すごっ!

もう一つ、すんばらしいシステムがコレ。↓

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ナニコレ??という感じですが(笑)
オリーブオイルは一番最初の写真の機械に入ってグルグル攪拌される前に、砕かれてペーストの状態になります。昔は「石臼」を使っていたのですが現在は酸化を防ぐため、「空気に触れさせない方法」が主流。一般的には「ディスク方式」、又は、「ハンマー方式」を内蔵した機械を導入して、ディスクで磨り潰すか、はたまた、ハンマーで叩き潰すか、どちらかの方法を採用してオリーブの実をペースト状にするわけです。「ディスク」か「ハンマー」か、それぞれの短所・長所・特徴があり、どちらの方法を採用するかは生産者次第。ほとんどのフラントイオ(搾油所)が「どちらか一つの方式を採用」しているのに対し、Torre di Mezzo社では「両方を採用」しているのです。それが上の写真。2本のチューブが上に延びていますが、その下にはそれぞれディスク式、ハンマー式のシステムがあります。どちらを選ぶか、、、それはアルベルト氏の企業秘密だそうで(笑)一般的に「ハンマー式」の方が苦味が強く出るらしく、「ディスク式」の方がデリケートな味に仕上がるとのこと。どちらでどれだけペーストにするかは、「どんな品種のオリーブで、どんなオイルを作りたいか」、それによって変わってくるそうです。

はぁ、小難しい話となりましたが、、、お分かりいただけましたでしょうか?(汗)

そして、もう一つの大きな特徴は、オリーブがペーストとなった後、最後のステンレスのタンクに行くまで一切空気に触れない事!空気に触れる=酸化が始まるという事なので、、オイルを作るに当たってものすごく重要な事。タンクの中には窒素を注入する事で、空気とのコンタクトを防ぎます。

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(左上)これがTorre di Mezzo社の外の部分。中に最新のシステムがあるとは思えませんが、、、(笑)
(右上)大画面のほか、ちっちゃな画面があります。実際にはココを技術者が操作します。
(左下)ここがペーストになったオリーブが攪拌されている様子。中にある羽はくまなく全体が周るように設置されているそうです。
(右下)攪拌された後には2種類の遠心分離機に入り、水分を徹底的に取り除きオイルの精度を高めます。


ここまで徹底的に最新システムを使ったオイルは、、、美味しくないわけがありません。雑味の無いとってもスッキリとした味わいのオイルが出来上がります。アルベルト氏曰く、

「この最新システムの機械たちは、フェラーリの車のようなもの。でもドライバー(オイルの場合は機械を操作する人)が優秀でなければ、フェラーリを乗りこなす事はできないんだよね。」

最新のシステム達は、アルベルト氏の20年以上にわたるオリーブオイル作りの知恵と経験と合わさって、最高の品質のオイルを産み出す、、、という訳です。

ご興味をもたれたか方は、Venus et Salus(ヴェヌス エ サルス)のホームページにて詳しい情報をご覧くださいませ~。
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by lacucinasiciliana | 2010-07-12 22:28 | オリーブオイルのお話

私だけのオリーブオイル、、、オリーブの木オーナー制度 2010年も募集開始です!

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遠く離れたシチリアに私のオリーブの木が1本、、、2009年にひっそりと始めた、オリーブの木オーナー制度、お申し込みいただいた20名のオーナー様から大変なご好評を頂く事が出来ました。そして2010年も、まだまだオーナーになりたい方、募集中です!

皆さんにお届けするのは、トラーパニ近くのDOP地区、Valli Trapanese地区にあるオリーブ畑で採れたオリーブを収穫してからすぐに絞った新鮮なオリーブオイル、250mlの瓶を24本、シチリアからの直送です!(オイルはDOPには認定されていません)そして、ラベルの裏には、皆さんのお名前と瓶の通し番号、そしてこのオリーブの木オーナー制度のオイル作るカリスマ(?)オリーブオイル生産者、アルベルト・ガッルッフォ氏のサインが入ります。瓶に入れるお名前はローマ字であればお好きな名前を入れることができるので、「世界にひとつだけ」のオリジナルオリーブオイルの瓶、となるわけです。

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Venus(ヴェヌス)は「美の女神」、Salus(サルス)は「健康の女神」、、、古代ギリシャ時代からオリーブオイルは「美と健康」のために使われてきました。

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「1日大さじ1杯のオリーブオイルを、、、」と言われるオリーブオイルは、この世に存在している植物性オイルの中で「一番酸化しにくいオイル」と言われています。ポリフェノールやオレイン酸など、体に良い成分をたくさん含んでいます。

Venus et Salusは、私REIと敏腕熱血オリーブオイルの生産者アルベルト・ガッルッフォ氏の、コラボによって誕生しました。アルベルト氏の所有する思い入れのあるオリーブ畑の木、1本1本を皆さんでオーナーになっていただき、1年間手入れをして大事に育てたオリーブの絞りたてジュース(これがオイルです)を皆さんにシチリアからお届け致します。

アルベルト氏がVenus et Salusのために温存しておいたオリーブの畑には50本ほどのオリーブの木があります。去年から引き続きご契約された方が10名様ほどいらっしゃいますので、今年の募集は40本のオリーブの木限定となります。

詳しくは、「Venus et Salus」のホームページをご覧ください。

*昨年度、オーナーになっていただいたYpsilonさんのブログでも紹介されています!美しく写真を撮っていただき、オイルもボトルもさぞかしご満悦だったことでしょう、、、♪Ypsilonさんのブログはココをクリック!
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by lacucinasiciliana | 2010-07-06 22:37 | オリーブオイルのお話