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カテゴリ:シチリア・旬の食材

  • 秋のフィーキ ディ インディアはバスタルド(嫌なヤツ)?
    [ 2011-11-07 17:48 ]
  • 今年もオレンジの季節が始まった!
    [ 2011-11-05 23:48 ]
  • パレルモ市民の台所 Mercato Ballaro'(バッラロ市場)を歩く
    [ 2011-09-05 02:46 ]
  • 乾いた大地に生きる ~フェンネルシード~
    [ 2011-08-26 15:51 ]
  • シチリアで寿司を食う!
    [ 2011-07-11 05:50 ]
  • 初夏の風物詩 ヌビア村のにんにく売り
    [ 2011-06-23 18:41 ]
  • 捥ぎたての喜び
    [ 2011-06-20 17:20 ]
  • トラーパニの漁港にあがるとれたての魚 Ritondo(リトンド)
    [ 2011-02-18 03:37 ]
  • 2月の農民市場 ~シチリア 冬食材~
    [ 2011-02-16 05:41 ]
  • お魚屋さんでお買い物@シチリア ~イタリア人式三枚おろし~
    [ 2011-01-27 00:49 ]

秋のフィーキ ディ インディアはバスタルド(嫌なヤツ)?



オレンジの季節になると終わりかける旬の果物、それは「Fichi d'India(フィーキ ディ インデディア)」。

フィーキ ディ インディアはうちわサボテンというサボテンの実でシチリアの晩夏~秋にかけてが旬の果物だ。サボテンの実だけあって周りにはたくさんのトゲをまとっている。メルカートで見かけるもののほとんどが既に大きなトゲは取られているが、まだまだ細い繊毛が残っているので決して手で掴んだりしてはいけない。木から捥ぎたての実には怖いくらいたくさんのトゲがついていて、それを取るために水に一晩つけなければいけないほどだ。

さてこのフィーキ ディ インディア、晩夏~秋が旬と言ったが、、、、自然に出てくる実の旬は実は6月頃なのだ。しかし6月のフィーキ ディ インディアは実も小さく硬く、そして甘みも少ない。最初の実が熟す前に棒で叩いて落とすと秋になる頃に第2番目の実が成る。これは実も大きくジューシーで甘みも強い。なのでこの2番目の実が成る頃が旬とされている。

2番目に成るフィーキ ディ インディア、シチリアでは「バスタルドゥーナ」、と呼ばれている。イタリア語で「Bastardo=バスタルド」と言えば「嫌なヤツ」とかいう意味だが、また何故こんな名前が??色々な説があるのだが、この間面白い話を聞いた。

ある初夏の日、田舎に住んでいる夫婦が喧嘩をした。あまりに怒った旦那が外に出て、そこにあった棒を振りかざし、

「Bastarda(バスタルダ)~~~!」

と叫びながらフィーキ ディ インディアの実をすべて叩き落としてしまった。

そしてその秋、実が落とされたフィーキ ディ インディアの木には立派な実が成っていた、、、、。そんなことから「バスタルドゥーナ」と言う名前が付いた。


本当かウソか、、、、は、さておき、その名前の由来はハッキリとしていない。

実にはたくさんのトゲがあり、中を割ってみると驚くほどの黒く硬い種がたくさん入っている、、、。しかし口に含んでみるとジューシーでそれはなんとも形容しがたい味がする。「スイカ」という人もいれば「柿」という人もいる。私にとってはスイカでも柿でもなく「フィーキ ディ インディア」の味だ。ちなみに種は硬くて噛み切ることもできず、いちいち出していたら食べている感じもしないため、実と一緒に飲み込んでしまうのが流儀。

こんなに恐ろしい食べ物を最初に食べた人に心から感謝したいものだ。

by lacucinasiciliana | 2011-11-07 17:48 | シチリア・旬の食材 | Comments(0)

今年もオレンジの季節が始まった!



季節がらか、自分の興味からか、しばらく続いてたオリーブねた。シチリアではそろそろシーズンも終盤となったので、ここら辺でオリーブのお話はひと段落。そろそろシチリアの食の話題をお届けしよう。

今日土曜日は、「農民市場の日」。海沿いの大きな空き地で土曜日に1回開催される。「ファーマーズマーケット」と言えばカッコイイが、トラーパニのそれはやはり「農民市場」という言葉が似合う。それは売っている「人」が本当に素朴だからだろうか、、、それとも売っている「モノ」がいかにも無骨だからだろうか、、、。

今朝、農民市場に行ってみると、先週まではなかった「オレンジ」が登場していた。

柑橘類は夏っぽい爽やかな味だからだろうか、夏の果物、と思っている人も多いと思うが、オレンジもレモンも旬は冬。12月~4月にかけてが旬真っ盛りとなる。オレンジやレモンと言えばビタミンCがたっぷり含まれていることは周知の通りだが、「風邪対策」として自然の摂理が冬の果物としたのでは、、、と感じることもある。

シチリアのオレンジと言えば「赤いオレンジ=ブラッドオレンジ」を想像される方が多いと思うが、栽培されているのはそれだけではない。トラーパニ近辺でよく見かけるのは、

・ブラジリアーノ
・タロッコ
・マンダアランチャ
・マンダリーノ

の4種。

「ブラジリアーノ」はとても爽やかな味が特徴で、大きさは直径12cmくらいの巨大なものがある。「タロッコ」は赤オレンジ、、、に近い感じで、オレンジの部分と赤の部分がまだらになっている。ものによってはほぼ赤のものもあるが、皆さんが想像するような真っ赤ではない。「マンダアランチャ」はマンダリンとオレンジの交配で、味もオレンジとみかんの中間、、、といた感じで大きさはみかんに近い。マンダリーノはほぼみかん、と思って良い。

ブラジリアーノは早熟で11月中旬から市場に出回る。実際、今日見かけたものもブラジリアーノだった。タロッコの旬は12月下旬からと少し遅い。

個人的にはオレンジとして食べるなら「ブラジリアーノ」、スプレムータ(フレッシュジュース)として飲むならタロッコが好きな私。今日はブラジリアーノとマンダアランチャを買ったのだがなんと、3キロで2.5ユーロ。日本では考えられない価格だ。

ドミンゴ家のオレンジ達もそろそろ収穫が近くなってきた。ドミンゴ家にはブラジリアーノが1本、そしてタロッコの木が2本あるが、これがまた驚くほど実を付けてくれる。今年は特にタロッコが豊作だ。収穫が始まったらオレンジジャムも大量に作ってみようかと思っている今年。今から楽しみだ。

by lacucinasiciliana | 2011-11-05 23:48 | シチリア・旬の食材 | Comments(2)

パレルモ市民の台所 Mercato Ballaro'(バッラロ市場)を歩く

パレルモ鉄道駅近くの入り口からパレルモのヘソとも言われるクワットロカンティまでの数キロに渡って続くパレルモ市民の台所、バッラロ市場。パレルモには、バッラロ、ヴッチリア、カポ、と3つの大きな市が毎日立つ。かつてはヴッチリアがパレルモ市民の台所と言われて栄えたが、現在はすっかり観光地化と共に廃れてしまい、それに変わってパレルモ市民がこぞって足を運ぶのがバッラロ市場である。



パレルモ中央鉄道駅の前の通り、Via Turkoyの入り口を入ると、

「Prego, prego!! 1ユーロ、1ユーロだよ!!」

と威勢のよいパレルモ弁が聞こえてくる。しかし、それはまだまだ序の口。数キロに渡る市場には、魚屋、八百屋、肉屋、オリーブ屋、雑貨屋などなど、、、所狭しと屋台が並ぶ。狭い道には人が溢れ返り、そんな中をバイクがかっ飛ばす。イタリアには星の数ほどの市場があるが、その中でもトップクラスを行く熱気だろう。



更に足を進めていくと、バッラロ市場の中心部に入る。右に左に並ぶ廃墟、、、そんな中にバッラロ市場は立っているのだ。



大胆なんだか繊細なんだか良くわからないディスプレイも、この廃墟の中で見ると美しいものに見えてしまうのは気のせいだろうか?大都市パレルモだけあって人種のるつぼなのだろうか、ゴーヤが売られていた。市場の中には東南アジアから来た移民の為に、オクラやゴーヤなど、トラーパニでは見かけた事のない野菜が売られている屋台がある。もちろん店主はバングラデシュ人。

そんな廃墟の中の市場を抜けると、大きな広場に出る。



ここはB級グルメ天国。羊の腸をグルグルと巻いてジュージューと炭火焼きにした「スティッギョーラ」、脾臓のコンフィのパニーニ「パーネ カメウサ」、パレルモのフワフワピッツァ「スフィンチョーネ」、ヒヨコマメの粉の揚げ物「パネッレ」、ポテトコロッケ「クロケ」、、、あちらこちらにある小さな屋台から美味しそうな匂いが漂う。





市場にはお腹を空かせて行くべし。

さて、腹ごしらえをして先に進む。この先は何故か肉屋が多い。



軒先には、子羊の半身がブラリとぶら下がり、ショーケースの中を覗いてみると、羊の頭、豚足、タン、トリッパなどなど、モツ系もしっかりと並んでいる。モツ嫌いの人には少々辛いかもしれない。そこを抜けるといよいよ市場も終わる。ゆっくり歩けば1時間以上かかる市場見学。活気があって楽しい市場ではあるものの、やはり市場が少しばかり危険なのはどこも一緒。写真を撮るのに夢中になって、お財布がなくなった、、、、なんて事にならないよう注意しよう。



「市場を見ればその土地の食文化が分かる」

と言われるくらいイタリア人の生活に根付いている市場。バッラロもシチリアの食文化を垣間見ることが出来る市場のひとつ。バッラロ市場には休みがなく連日開催している。是非足を運んでいただきたい私のオススメ市場だ。

by lacucinasiciliana | 2011-09-05 02:46 | シチリア・旬の食材 | Comments(4)

乾いた大地に生きる ~フェンネルシード~



先日、マルサラのド田舎をかっ飛ばしてとあるカンティーナに向かう途中、夏の暑さで乾き切った茶色い土地の道路脇に小さな黄色い花が咲き乱れていた。そうだ、そろそろフェンネルシードの季節だな、、、。

フェンネル=ういきょう、イタリア語では「フィノッキオ」と呼ばれている。イタリアではフィノッキオというと、セロリのような、ほのかに甘いような、、、独特な香りをした白く丸い野菜を指す。しかし、シチリアでは

「野生のフィノッキオ」

というものが存在している。そして野菜のフィノッキオと区別するため、シチリアでは「フィノッキエット」と呼ばれる。

野生のフィノッキオは言ってみれば雑草。冬のシチリアの田舎を歩くと必ずと言っていいくらい見つかる。フワフワした細い葉と強烈な香り、シチリア料理に欠かせない一品でもある。野生のフィノッキオ、白い株(野菜の部分)は成長せず、ひたすらフワフワした葉だけがモサモサと育っていく。春になると季節を終え葉は枯れて、茎だけがどんどん成長する。そして今の時期、黄色い小さな小さな花を咲かせるとその後に種をつける。それが「フェンネルシード」だ。

車を止めて花の香りを嗅ぐ。なんとも言えない爽やかな香り、、、、他の香りに例えようがないほど独特だ。そして、種を探してみる。まだ完全に乾き切った種は少ししかなかったが、既に多くの種をつけていた。

フィノッキエットもフェンネルシードも料理に使うが、私はこの時期の「花」も部分を料理に使う。シチリアの暑い暑い夏に食べるフィノッキエットの花を使った料理は、ひと時の清涼感を与えてくれる。それはまるで、「シチリアの残暑も頑張って乗り切って!」と、毎年フェンネルの花に励まされる私であった。

by lacucinasiciliana | 2011-08-26 15:51 | シチリア・旬の食材 | Comments(4)

シチリアで寿司を食う!

トラーパニと言って想像するのは「古代製法の手作り塩」「ヌビアの赤ニンニク」か、、、いや、一番最初に思い浮かぶのはやはり「生の黒マグロ」であろう。

5月下旬から6月にかけて回遊してくる黒マグロは7月も中旬の今、既に魚市場ではほとんどみかけなくなった。マグロは冷たい海流を好むため、トラーパニ一帯は暑すぎて既に撤退したようだ。毎年毎年目にする生の黒マグロ、6年もトラーパニに住んでいるといい加減、驚かなくもなってきた。が、実はマグロの刺身を食べたのは去年が初めてだった。魚市場には数件のマグロ売りが毎年やってくるが、毎年見ていると刺身で大丈夫そうなすごくキレイなものと、生で食べたら厳しそうだな、、、という部分と、段々見分けが付くようになってくる。

昨年のこと、レッスンの食材を調達しにいった魚市場であまりにも美味しそうな赤身とトロを発見して思わず購入。日本からシチリア料理を学びに来たイタリア料理のシェフにさばいてもらった。刺身にして食べたのだが、それはそれは美味しかったこと、、、。トラーパニ在住5年目にして初めて食べた刺身だった。

さて今年の5月、渋谷にある素晴らしいキッチンスタジオを運営、そしてフードコーディネータとして活躍する里見陽子さんがトラーパニに元アシスタントの皆さんと来てくださった。その目的は

「生マグロを食べること」

それならば、、、という事で、マルサラの魚市場にマグロを物色しに行った。



マルサラの魚市場はトラーパニのそれに比べて小さいのだが、トラーパニ同様、非常に新鮮な魚が並ぶ。マグロもトラーパニがたくさんのマグロ売りがいるのとは対照的に1軒か2軒しか売っている人はいない。しかし、今日も美味しそうな、そしてキレイなマグロがあった。赤身~中トロくらいの、トロよりは赤身好きの私にとってはちょうど良いあたり。2cmくらいの厚さに切ってもらう。

さて、本日のシェフは里見さん。



この日は夕方から料理教室のレッスンがあったのだが、終了後、手早く日本から持参したコメを炊き、買ってきたマグロをチャッチャッチャとさばいてくれた。写真の右にはシェフの料理教室の先生をしてくれているマリアが興味深そうに見ている。

まずは手巻き寿司。



これまた持参してくださったノリにシャリを乗せたら、ワサビをチョビットとマグロをドン!と乗せて巻く、、、美味。本当に美味しい。お皿いっぱいにあったマグロの刺身たちはドンドンなくなっていく、、、。この日、レッスンを行ったワイナリー併設のホテル、Donna Francaの面々にも味見してもらったが、皆相当喜んで食べていた。

さて、最後はニギリ!



ニギリが美味しそうなこともさることながら、女史のニギリを見つめる視線に注目。目がキラキラ輝いている、、、それほど美味しそうだったという事だ。



こちらはDonna Francaのエマヌエーレちゃん。こちらも美味しそうに頬張る姿が印象的だ。Donna Francaに宿泊していたお客様にも少しだけ振舞ったところ、お代わり!をされそうな勢いで、皆食べていた。

こうしてお皿いっぱいにあった刺身たちはあっ!という間になくなってしまったのだ、、、。

トラーパニまで来てくれて、材料をすべて持ってきてくれて、おまけに魚をさばいてくれ、全て準備してくれた里見さんに心から感謝。

年にたった1ヶ月だけ楽しめるマグロの季節。私は時期が来ればいつでも食べることができるのだが、一人で食べてもつまらない、というものだ。そして料理は好きだけれど、寿司は握ってもらう方が好きな私。2012年、トラーパニに来て私に寿司を握ってくれる人を募集中!

by lacucinasiciliana | 2011-07-11 05:50 | シチリア・旬の食材 | Comments(4)

初夏の風物詩 ヌビア村のにんにく売り



トラーパニから数キロ南に下った小さな村、Nubia(ヌビア)。そこでは美味しい美味しい「赤にんにく」が栽培されている。

にんにくが栽培されるのは海からすぐ近くのゼロメートル地帯。にんにく農家のおっちゃん曰く、

「どこの場所に植えたってヌビアの赤ニンニクと同じ風味は出せないんだべ。この潮風と土の下に流れる海水があってこそ美味しいヌビアのニンニクを作ることができるんダベナ~。」(← 方言にするとこんな感じ??)

ヌビアの赤にんにくはピリッ!と辛く、口の中には強烈なニンニクの風味を感じる。しかしこれが不快なものではないところが不思議なのだ。食べた後も胃がもたれたり消化が悪いことはまずない。シチリア西部を代表する農産物のひとつである。



トラーパニでは6月になると街のあちこちでオート三輪でやってくる「にんにく売り」を見かける。ニンニクは茎の部分を編んで吊るして保存する。年に1度、今の季節にしか収穫しないため、こうして来年の今頃まで保存するのである。実際には3月になると中がスカスカになってくるが、それでも10ヶ月近く保存できるのだからすごい。

初夏になると現れるにんにく売り、、、今年もシチリアに本格的な夏がやってくる。

by lacucinasiciliana | 2011-06-23 18:41 | シチリア・旬の食材 | Comments(2)

捥ぎたての喜び



今年は豊作のドミンゴ家のアプリコットがいよいよ熟してきた。

木から捥いで頬張った完熟アプリコット、、、それはそれは甘く、しかしどことない酸味も心地よく、、、その豊かな風味は言葉ではあらわせないほど美味しい。

日本ではなかなか食べることができないフレッシュのアプリコット。イタリアでは初夏のフルーツの定番だ。私もこの時期になると近所の八百屋でたくさん買ってきて毎日食べる。しかし、捥ぎたてのアプリコット、それは私がいつも食べているものとは別物だ。

八百屋で売っているものは流通の事情で完熟してから出荷することはあり得ない。ある程度固い状態で収穫され、八百屋に並んでいる数日の間に熟していく。もちろん熟したものは甘いのだが、捥ぎたてのアプリコットほどの風味はもちろんない。

今、ドミンゴ家には食べ放題のアプリコットとプラム、もう少しするとイチジク食べ放題が楽しめる。

これぞ究極の贅沢だ。

by lacucinasiciliana | 2011-06-20 17:20 | シチリア・旬の食材 | Comments(10)

トラーパニの漁港にあがるとれたての魚 Ritondo(リトンド)

今日、魚市場近くの漁港を歩いていると、、、。



なにやらオジサの人だかりが、、、。何々?と思って私も覗いて見ると。



とれたての魚を網から外しているところでした!

こちら本日の収獲。





ギャラリーに囲まれておしゃべりをしながら楽しそうに魚を網からはずしている漁師のおじさん。しかし魚、意外と網にしっかり引っ付いているのですね。おじさんは結構力を入れて魚を網からはずしていました。

「オウ、ネエチャン!カッテクカイ??」

魚は「Ritondo(リトンド)」と言って、トラーパニ近海で年中とれる魚です。リトンドはシチリア弁でイタリア語は、、、、忘れちゃいました(汗)粉をつけて多めのオリーブオイルで焼き揚げます。味は淡白ですが美味。

トラーパニの魚市場は、すぐ近くにある漁港にやってきた朝、とれた(釣れた?)ばかりの超新鮮な魚が並びます。生きているタコやカサゴは珍しくなく、鮮度はピカイチ。今日、魚市場を見ている最中にも、次々と新鮮な魚がやってきていました。

今年もあと数ヶ月するとマグロの季節。去年は本当に美味しいトロを食したので、今年も期待している私です♪



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by lacucinasiciliana | 2011-02-18 03:37 | シチリア・旬の食材 | Comments(7)

2月の農民市場 ~シチリア 冬食材~



毎週土曜日に開催される直売市場、地元の人からは「Mercato di Contadini(メルカート ディ コンタディーニ)」、つまり「農民市場」と呼ばれています。大都市では随分前から行われていた農民市場ですが、トラーパニでは一歩遅れて2010年の1月から開かれるようになり、早1年。すっかり地元民に知れ渡り、今では市場近くに渋滞ができるほどの盛況ぶりです。

シチリア、特にトラーパニ近辺は標高が低いため、冬でも霜が降りることがほとんどないため、冬もハウス栽培は少なく露地ものが多く。

「季節には季節の野菜を」

その言葉通り、農民市場に行くと旬の食材がはっきりと分かります。

さて、皆さんも一緒にお買い物にアムニンニン(=アンディアーモ=Let' go!!)♪



フィノッキオ=フェンネル=ウイキョウ。シチリアでは食後に消化促進のために、生でボリボりと食べます。アニスのような香りが爽やか。サラダにしても茹でても美味しい、冬の健康野菜です。



はてナンでしょう?

正解は、フィノッキエット=野生のフェンネルの葉、です。白い株の付くフェンネルは「栽培種」と呼ばれ、野生のフィノッキオを改良したものだそうです。フィノッキエットは野生種なので、言ってみれば雑草。田舎の道端に良く生えています。イワシのパスタには欠かせないこの雑草、ちょっとクセのある香りが病み付きになります。



これがウワサ(どこで?笑)のブロッコリ!いや、カリフラワー!
シチリア弁で「ブロッコロ」と呼ぶこの野菜は本当は「カリフラワー」。でも味はブロッコリーとカリフラワーの中間くらいな微妙な野菜(笑)クタクタに茹でてトラーパニの美味しいオリーブオイルと美味しい塩で、、、絶品です。



冬野菜の代表格、カルチョーフィ=アーティチョーク。売り場はこんなに場所を取ります。食べるところはほんのちょっとなのにね~(笑)



シチリアの冬の野草。わざわざ栽培しているわけではなく、畑の横っちょに自生しています。シチリアの夏は暑いので、この手の野草がグンと減りますが、冬~春にかけては野草天国!数種の野草をいつも楽しむことができます♪



この時期シチリアといえばやっぱりオレンジ!どこの農家も山盛り持ってきていました。おじちゃんのくわえタバコにも注目(笑)このオレンジ売りのおっちゃんの前には、、、、



なんと、3キロ2ユーロ(240円ほど)!しかし、このおっちゃんだけではなく、、、これが現在シチリアのオレンジの相場です。もう投売り!みたいな(笑)いやいや、、、やっぱり日本には帰れませんな(笑)



早っ!もうイチゴが、、、、!ちなみに、トラーパニの近くのマルサラはイチゴの大生産地。ただし、ハウス栽培です。季節が来るとワンケース5ユーロ以下(600円以下)と激安になるので、もう少し季節を待ちましょう。ちなみにワンケース=3kgほどのイチゴです♪

さて、グルグルと回って色々なものを見ましたが、今日の私のお目当てはマンダリーノ。みかんのような小さなオレンジです。ドミンゴ家はオレンジはまだまだ成っていますがマンダリーノはそろそろ終わり。なのでこれは買うことにしました。



ちなみにこちらもオレンジ同様3kg、2ユーロと激安。おっちゃんとお姉さんの満面の笑顔にやられてここの農家に決定!

皆さん、お買い物楽しんでいただけましたでしょうか~?皆さんなら何を買い物しますか???



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by lacucinasiciliana | 2011-02-16 05:41 | シチリア・旬の食材 | Comments(6)

お魚屋さんでお買い物@シチリア ~イタリア人式三枚おろし~



本日、試作デー最後の日。今日は魚ものをまとめて3品試作します。お魚はトラーパニの漁港近くにある魚市場にいつもお買い物に行くのですが、今日は朝からヤボ用が突然入ってしまい、そんな時間が取れず(涙)そんな時に時々行くのがうちの近所の魚屋さん。魚の種類は少ないですが、いつも新鮮な魚が取り揃えられています。

今日のお買い物は、切り身に出来そうな白身魚とエビ。今日のお魚は、、、



今日はエビがとっても美味しそう!白身魚は、、、美味しそうなマトウダイ(イタリア語では「Pesce San Pietro=ペッシェ サン ピエトロ」と言います)がいますが、ちょっとサイズが大きそうだし、、、ちなみにマトウダイは左上の写真の丸い斑点がある魚です。写真にはありませんが養殖のタイがいたので、それにしました。一匹300gで約3ユーロ。

「タイちょうだい。あ、3枚におろしたいから、内臓取ってね。」

と言うと、

「それならボクがやるよ♪」

と、出てきたのが魚屋の息子。え?キミに出来るの、、、?と思いつつ、ついつい好奇心で、

「じゃ~、ヨロシク~」

と言ってしまった私(汗)

さぁ!イタリア人、魚、三枚おろしショーの始まりで~す!

まず使う道具は、、、小さなナイフとキッチンバサミ。(←出た!)まずは日本同様頭を落とします。



いきなり頭をズバッ!と落とすかと思ったら、ちゃんとエラの辺り両サイドから切り込みを入れていました。最後は手でねじり取っていましたけど(爆)



ハサミ登場!イタリア人、魚をさばくのにビシバシとハサミを使います。最初は抵抗があった私ですが、ハサミ、意外と早くおろせるんだな~、、、魚が。お兄ちゃんもザックザック、お腹を開いていました。



いよいよ身をおろします!あら?意外と手つきが良い、、、?小さなナイフで器用に骨から身を剥がしていっています。意外とキレイに出来るのね。(身がボロボロになるのでは、、、?と心配していました・笑)

と思ったら!



ザックザックザック、、、ハサミ登場!1枚目の身を骨から外すのになんとハサミ!斬新過ぎます、、、。まだまだ新たな発見が色々あるイタリア(笑)



流水でジャブジャブ、、、、。魚が新鮮だからなせる業です。魚を洗うときは「細~く水を流しなるべく直接魚に当てないようにサクっと洗う」と良く言われますが、ここトラーパニではそんなの関係無し!みんなジャブジャブ洗っています(苦笑)が、確かに新鮮なせいか、身が崩れたりしないところが不思議。やっぱり死後数時間の魚は新鮮です。



半身が残ったタイをむんずと手で掴んで、背びれや尾びれをバシバシ切っています。骨に身が残っちゃうのかな~、、、と思っていましたが、意外や意外。キレイに剥がされているのでした。



さて、2枚目。これも背から腹から小さなナイフできれいに剥がされました。最後はまたハサミで残った小さなヒレを切っていましたけどね(笑)



はい、3枚おろし(3枚目=骨が欠けてますが)の出来上がり~~~。多少ザラついている部分もありましたが、期待以上にきれいな出来上がりでした。

息子が3枚におろしている間、パパは私が頼んだエビの殻をモクモクと剝いていました(笑)

魚市場のオヤジ達の魚のさばき方はあまりに大胆すぎて、頼む気にもなれませんが(まぁ、水道もないし仕方がないんですけどね~)、ここの魚屋さんなら頼んでもいいかな~、、、と思ったのでした。

個人的にすっごく面白かったので記事が長~くなってしまいましたが、最後までお付き合い、ありがとうございました(笑)


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by lacucinasiciliana | 2011-01-27 00:49 | シチリア・旬の食材 | Comments(8)