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カテゴリ:Festaな食卓( 17 )

金運を呼ぶレンズ豆

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Buon Anno 2013!!!!

あけましておめでとうございます。
今年もシチリア食通信をどうぞ宜しくお願い致します。

今日は1月2日。きっと日本ではおせち料理やお雑煮を楽しんでいる方も多いと思う。おせち料理はなんとなく食べている方も多いかも知れないが、一つ一つの料理に願いや祈りが込められている素晴らしい日本の食文化だと思う。そして、同じような習慣はイタリアにも見られる。

イタリアでは年越しにCenone(チェノーネ)という大晩餐会が行われる。家族で行う人もいれば、レストランに食べに行く人も少なくない。とにかく、たくさん食べるのだ。その時に欠かせないのが、

「レンズ豆」

レンズ豆は形がコインの形をしていることから「金運を呼ぶ」と言われている。毎年、必ず、

「ほら、レンズ豆をたくさん食べなさい。来年は金運バッチリよ。」

という人がテーブルに一人はいるものだ。

私は今年の年越しもドミンゴ家で過ごした。レンズ豆は、本来、コテキーノという巨大超詰めのようなものとレンズ豆を一緒に煮るのだが、コテキーノはエミリア・ロマーニャ州の伝統料理。もちろんシチリアでもスーパーで入手できるが、北の料理は南で食べるにはどうしてもしつこい感じが否めない。そこでマンマはサルシッチャと香味野菜、そしてレンズ豆を一緒に煮るのだ。クタクタに崩れるほど煮詰めたレンズ豆がサルシッチャの旨みを吸っていて、これがまた美味しいこと、美味しいこと。

私も例に漏れず、たっぷりと食べてきた。

そして、0時になるとスプマンテとパネットーネでお祝いする。

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こうして今年も穏やかに幕開けした2013年であった。

しかし、マンマは24日の夜から年末にかけてずっと料理をし続けている。それもほぼ毎日10人以上が集まる食卓を、、、。12月31日ドミンゴ家のCenoneはアンティパスト10品、セコンド5品。総勢12人であったが到底食べきれる量ではなかった。元旦のランチはCenoneで残ったものを食べるのかな?と思っていたら、元旦は元旦で、また新たにきちんと料理がされていた。

こうして、いつも家族のために料理を作り続けるマンマ。本当に心から拍手を送りたい。
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by lacucinasiciliana | 2013-01-02 16:32 | Festaな食卓

クリスマスのお食べ地獄

年末、師走、年の瀬、、、新年に向けて休みモード、そしてお祝いムードが高まる日本はこれからが本格的な祝日、という感じであろう。一方、クリスマスに向けて休み、お祝いムードが高まるイタリアは、クリスマスも終わり街はなんだか日常的な雰囲気さえ漂う。

キリスト教国家のイタリアでは12月25日は

「キリストが誕生した日」

という、1年の中で最も重要なお祝いの一つである。新年をカウントダウンするかのように、25日になるのをカウントダウン。25日の0:00になった瞬間、

「Auguri(アウグーリ).」

と言って、手と手をとって握手をしながら頬にキスをして、キリストの誕生を祝う。「Auguri」は、誕生日や新年にも使われる「おめでとう」という言葉であるが、25日の「Auguri」はちょっと神妙な面持ちで言うのがポイント。決して派手に「Auguri!!!!!!!」と祝うわけではない。それは25日はキリストが誕生したという神聖な日であると共に、キリストの短い苦難の人生の幕開けだからかもしれない。

日本では何故かクリスマスイブの夜がクリスマス本番で、一番盛り上がるのであろうが、イタリアで一番重要な食事といえば25日の昼食。この日は家族で過ごす人が多い。日頃、実家を離れて遠くで暮らす人もクリスマスに合わせて里帰りする人も多い。

24日の夜は魚を食べると言われている。ドミンゴ家では毎年バッカラ(鱈の塩蔵)がフリットとして登場。その他は年に寄って異なるが、パスタは食べず、セコンドを中心とした食事となる。

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今年もバッカラフリットが登場、これはいつも通りに美味しく。そして今年、一番美味しかったのはサルシッチャの赤ワインオーブン焼き。見た目はシンプルな一品だが、赤ワインがサルシッチャに更なるコクを与えていて赤ワインの共にピッタリであったのだ。

私は毎年、24日の夜はドミンゴ家で食事をした後、25日の0:00を皆で迎えてまずはお祝い。そして毎年、

「A piu' tardi(=また、後でね)」

と言いながら、ドミンゴ家を後にする。それは25日の昼食も、ドミンゴ家の面々と共に過ごすからだ。

そして25日。

まずは前菜をつまみながら、スプマンテで軽くアペリティーヴォ(食前酒)。その後は次々と、マンマの自慢の料理が登場する。

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クリスマスのプリモは北イタリアでは「トルテッリーニ イン ブロード」が圧倒的に多いようだが、南イタリアでは「パスタ アル フォルノ(パスタのオーブン焼き)」が圧倒的に多い。ラザーニャ、カンネッローニ、、、、と言ったものがパスタのオーブン焼きな訳だが、今年のマンマのパスタのオーブン焼きはクレープ生地でラグーを包んだ一品。一見ものすごく地味だが、クレープ生地を焼いて、ラグーを作り、ベシャメルを作り、、、と非常に手が込んでいる。そしてその味はもちろん絶品。あまりに手がかかるから通常はほとんど作らず、クリスマスかパスクワ(復活祭)の時しかお目にかかることができない料理だ。

セコンドはマンマと同じ作り方で娘が作った「ロレ」。周りのソースは香味野菜をピュレ状にしたものなのだが、マンマが作るのと同じくらい美味しかった。こうして伝統のレシピは代々家族に伝わっていくのだな~、と。とても素敵なことだと思う。

写真で見ると大して食べてないように思えるかも知れないが、一品一品が想像以上にしっかりとしている。そこにワインも入り、付け合せも入り、食後にはフルーツが準備されていて、、、最後にドルチェである。食べ終わった頃には既に動けないくらい苦しい私だが、皆は、「苦しい、苦しい」と言いながらも余裕の表情を見せている。そう、元々の「食べる能力」が違うのである。毎年この時期になると、彼らが羨ましくなるのであった。

こうして今年のクリスマスも無事に終了。イタリアでは26日もサントステファノの日で祝日扱い。本来ならこの日も家族で集まって食事、、、な訳だが、ここ数年、私達は胃を休めるべく家でゆっくりする事にしている。近年はマンマも26日は激しく料理はしないが、私が出会った8年前は24日、25日、26日と家族のために10人は軽く超す分量の料理を作っていた。

イタリアマンマは本当に働き者。頭が下がるばかりだ。

食べ過ぎ、飲み過ぎ、、、に少しだけ罪悪感を感じつつ。こうして今年もクリスマスをドミンゴ家で皆、普通に過ごす事が出来た事に感謝し。

今年も1年が終わろうとしている。
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by lacucinasiciliana | 2012-12-28 23:52 | Festaな食卓

クリスマス、お食べ地獄の始まり

今日は12月8日。イタリアでは今日からクリスマスシーズンが始まる祝日だ。

この日はマリアがキリストを受胎した日と言われ、イタリアでは今日を皮切りに街にはイルミネーションが灯り(今年のトラーパニはイルミネーションが灯らないのだが、、、、)、教会にはプレゼピオが飾られる。

そして今日は大半の家族が、家に家族全員集まってのランチ、もしくは、郊外のトラットリアやアグリツーリズモでのランチに家族で出掛けるのだ。私は毎年恒例、マンマの家にてこの日のランチを楽しんだ。

今日のランチのプリモは、トルテッリーニ イン ブロード。

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トルテッリーニ イン ブロードと言えば、エミリア ロマーニャの十八番だが、ここシチリアでも寒い冬の食卓には良く登場する一皿だ。牛肉とたっぷりの香味野菜でとるマンマのブロードは非常に滋味深く、寒い冬には体がとっても温まる。

ブロードを取った後の牛肉はセコンドに「カルネ ボッリート(茹で肉)」としてしっかり食べる。ブロードを取った後の肉といっても味はしっかりと残り、これがまた危険に美味しいのだ。そしてコントルノ(付け合せ)には、肉のブロードで炊いたジャガイモとグリーンピース。これははまるでイタリア版肉じゃが。決してトラットリアでは食べる事が出来ないマンマの味だ。そして最後には蒸し煮にしたカルチョーフィ。

プリモを食べる前はしっかりと写真に納めよう、、、と思っていたのに、セコンドを食べる頃には思わず写真を撮るのを忘れてしまうほど、全ての料理が美味しかった。

さて、この後はオレンジ、りんごなど、各自フルーツを食べたらお待ちかねのドルチェ!

今日のようなフェスタには、誰かが必ずと言っていいほどドルチェを持ってくる。我々も今日はドルチェを持っていってみた。

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持っていったのは「パネットーネ ファルチート」。パネットーネはクリスマスのドルチェの定番だが、それを更に数種のクリームでデコレーションしたもの。毎年オーダーするのだが、今年のデコレーションはイマイチ、、、というか、すごくシュールなデザインがまたシチリアっぽくもあったのだが。

そして、予想通り、他にもドルチェを持ってきた人がいた。

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こちらはミニョン。小菓子のミスト。

そして、これも予想通り、、、マンマは家庭のクリスマスドルチェの定番、スフィンチェを作って待っていた。

全てのドルチェを少しずつ、、、と思ったのだが、目の前のお皿には山盛りのドルチェが。今日はフェスタ、、、という事で全部平らげた。

今日を皮切りに、年末のお呼ばれや食事会がひっきりなしに続き、そしてクリスマス、お正月、と続く会食、、、、今年もお食べ地獄が始まった。
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by lacucinasiciliana | 2012-12-09 03:36 | Festaな食卓

3月19日、サンジュゼッペの日に食すドルチェ

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もう1週間も時が経ってしまったが、3月19日はイタリアでは「父の日」であった。

イタリアでは毎日、日ごとに「その日の聖人」が定められている。聖人は1日に1人だけではなく、大概2~3人の聖人が1日に制定されているのだ。3月19日の聖人は「サン ジュゼッペ(ヨセフ)」。ジュゼッペと言えば、キリストのお父さん。この事からイタリアでは3月19日が父の日とされている、という訳だ。

さて、トラーパニ地方ではこの日に必ず食べるドルチェがある。それは

スフィンチョーネ ディ サンジュゼッペ

大きな揚げシューの上にたっぷりのリコッタが乗っている、カロリーもたっぷりなドルチェだ。リコッタはもちろん羊のリコッタ。非常にクリーミーでたまらなく美味しい。写真では大きさが伝わらないが15cm~18cmくらいある巨大なドルチェなのだ。シチリア人も最初はお約束のように、

「大きいから2人で1つ、分けて食べよう!」

と必ず言うのだが、結局、

「もう半分食べる、、、?」

という事になり、最終的には1人1つ食べているのもお約束。カロリーの事を考え始めると、食べれなくなってしまうこのドルチェ。年に何度も食べるものではないので(もちろん他のドルチェは食べるのだが)、ここはガッツリと1つ食べてしまうのが良いであろう。

さて、父の日、、、5月の母の日と比べると若干地味目なのは日本と一緒。母の日には、お花やプレゼントなど「母の日商戦」が繰り広げられるが、父の日は「Auguri!(アウグーリ!)=おめでとう!」と、電話一本で済まされてしまうことも多い模様。家の中での存在感はやっぱりマンマが断トツなのであろう。
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by lacucinasiciliana | 2012-03-25 20:21 | Festaな食卓

シチリアで迎えるニューイヤー!

明けましておめでとうございます!

2012年も恒例のドミンゴ家ニューイヤーパーティで迎えた私。ドミンゴ家では12月31日は家族+親戚が集まりマンマの手料理を食べながら1年最後の夜を過ごす。今年は、マンマとパパ、それに3人の子供とその家族総勢12人に、親戚の家族4人が加わり16人での年越しとなった。

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20:00過ぎにドミンゴ家に到着すると既にテーブルセッティングがされていた。今日のテーマカラーは赤。やっぱり新年はめでたく迎えよう!というマンマ。そして全員が集まったら早速のパーティーが始まった。シチリアでは、夜に炭水化物を食べる習慣があまりなく、31日の年越しパーティーもパスタは無し。その代わりに並ぶ美味しそうな品々、、、。

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前菜&野菜部門。カルチョーフィもホウレンソウもブロッコロ(と言う名のカリフラワー)も自家製。なんとも贅沢だ。

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続いてバッカラ(干し鱈)のフリット。クリスマスに続き、この時期にバッカラは欠かせない。

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これはマンマの娘作のタコのサラダ。なんと、タコは娘の旦那さんが朝、トラーパニ沿岸で釣ってきたらしく。

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そして31日の料理と言えばこれ!レンティッキエ(レンズ豆)の煮込み!レンティッキエは小さな小判型をしている事から、

「お金が貯まりますように、、、」

という願いを込めて、お正月に食べる。ザンポーネやコテッキーノといった豚足の詰め物を食べるのが正統派だが、ドミンゴ家の人達はどうも皆好きじゃなく、、、。相当脂っこいため、ここシチリアの大して寒くない冬に食べるのは美味しく感じられないことも確か。それでも昔は「伝統だから」とマンマも作り続けていたマンマだが、毎年毎年、丸ごと残るのはもったいない、、、、という事で、数年前から「パスクワローラ」と呼ばれる太いサルシッチャに変わったのだ。

これらの料理の他にも、サルシッチャの赤ワイン煮、牛肉のグリル、などなど、本当にものすごい数と量の料理があったが、何せ人数も多く。私が写真を撮る前に消えてしまったものも多々あり。

そして締めはこれ。

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シチリア(というよりトラーパニ)のクリスマスの揚げ菓子、スフィンチ。マンマはこの時期に一体何回これを作るのだろうか、、、。一度食べだすと手が止まらなくなる危険なお菓子だが、揚げ貸しである上に生地にはジャガイモも入っていると言う、本当に危険極まりないお菓子だ。決してパスティッチェリアでは売っていない、家庭のお菓子。ここにお菓子の真髄があると信じる私。

この日は、マンマのワインの醸造家をしている娘の旦那さんからの差し入れで、赤、白、泡、色々なワインが準備されていた。私も美味しさと楽しさとあいまって、相当飲んだようだ、、、。

さて、食事が終わるとトンボラ(ビンゴ)やカードで遊びながら0:00を迎えるのを皆で待つ。イタリアでは新年、花火が上がったり爆竹を仕掛けたりするのだが、ドミンゴ家でも毎年、花火を楽しむ。

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新年を迎える15分前あたりから外に出る。大人も子供も本気で楽しむのがニューイヤー。
そしてマンマがスプマンテを準備する。

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10,9,8,7,6,5,4,3,2,1...................

「Auguri!!!!!(アウグーリ!!!!!)」

という声と共に、そこにいる全員と握手してキスを交わす。そしてスプマンテで乾杯!

その後はテレビから流れてくる音楽と共に皆踊りだす。家がディスコに変わる一瞬だ。それも終わると、今度はパネットーネを切り分け始める。ちょっと前に食べ終わったばかりでも、やっぱり新年のパネットーネは欠かせないらしい。こうして宴は続くが、最年長81歳、最年少2歳の宴はさすがに1:00頃にはポツポツと退散するひとが出てきた。そこで私達も退散。なんとも楽しい2012年の始まりとなった。

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2012年はどんなシチリアの食の話題をお届けしようか、、、、。本年度も当ブログをどうぞ宜しくお願い致します。
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by lacucinasiciliana | 2012-01-03 00:12 | Festaな食卓

イタリア式 クリスマスの過ごし方 2011

2011年のクリスマスも無事に終了した。

毎年同じような事をかいている気もするが、クリスマスはイタリアでは「キリストの降誕を祝う日」。そして「家族全員で過ごす日」という重要な意味もあるのである。イタリアのテレビニュースを見ているとこの時期旅行に出かける人も沢山いるようだが、シチリアでは家で家族でクリスマスの前日(イブ)~26日の祝日までを過ごす人が多いようだ。実際、私の身の回りでも旅行に出かけた人は皆無。

私はトラーパニの地にやってきてから、1回だけビザの関係で日本で過ごしたクリスマスを除き、毎年ドミンゴ家でファミリークリスマスを過ごしている。

「お食べ地獄だ~!」

と、言いながら、実をそれを楽しんでいる感じもあったりして。

毎年15人ほどが集まるドミンゴ家のクリスマスだが、今年は末息子がお嫁さんの実家で過ごした事、去年参加した親戚家族に不幸があって今年は参加しなかった事、、、などなど、色々な理由から全部で6人という私がトラーパニにやってきてから一番少ない人数でのお祝いとなった。が、24日の夕方にドミンゴ家に行って驚いた、、、

一体何人分なの!?

というほどの食事が準備されていたのだ!

今年は珍しく北のクリスマス料理「カッペッレッティ」が準備されていた。24日、本来は魚を食べる日、、、と言われているのだが、ここのところちょっと寒いトラーパニ。暖かいスープで温まろう!というマンマの気遣いだ。

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そしてやはり忘れてはならないのがバッカラフリット。

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バッカラはほとんど自分では調理しない料理。私の中では「12月24日にマンマの家で食べる料理」という位置づけだ。マンマのバッカラフリットは塩が絶妙な具合で抜いてあるバッカラをセモリナ粉をつけてカラリと揚げた絶品の一皿。写真はみんなが突っついた後に取ったもので随分数が減っていたが、実際にいくらでも食べられてしまいそうなところが恐ろしい、、、。

この日はこのほか、サルシッチャ、牛肉のグリル、茹で野菜、カルチョーフィの蒸し煮などなど、セコンド料理がたくさん準備されていた。ワインは、マンマの娘の旦那が毎年カンティーナの樽から直接瓶詰めして持ってきてくれる極上ワイン。娘の旦那の仕事はワイン醸造家。時折、醗酵中のワインや、フィルターに通す前のワインなどを持ってきて味見をさせてくれる。今年のワインはシラーとネーロ ダヴォラのブレンド。今年の新作だそうだ。

こうして、25日を前にしてまずはお祝い。そして一緒に時を過ごしながら25日を迎える、、、0:00になると

「Auguri!!(アウグーリ!)」

と、お祝いの挨拶とBacio(キス)を交わすの習慣だ。そして、その後は眠くなったら退散。私達はこの日、飲みすぎたせいか、既に眠気が襲ってきていたのですぐに退散した。

そして翌日。またしても同じメンバーで集まる。イタリアでは12月25日のお昼がクリスマス本番。この日に家族で集まって食事をするのが伝統だ。

シチリアではアンティパストを家で食べる習慣があまりなく、ドミンゴ家でもごくごく簡単なアンティパストの後、すぐにプリモが準備される。今年のプリモはカンネッローニ。

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クレープ生地で作るマンマのカンネッローニは本当に美味しい一品。一枚一枚丁寧にクレープを焼き、2日がかりで作るカンネッローニにマンマの愛情を感じる。

さて、今年のセコンドはマンマの娘が準備してきた。

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写真は「ロレ」と言われる肉料理。上のソースは野菜を煮込んで作ったものらしいが、マンマ譲りにお手前に拍手。その他、肉のグリル、そして付け合せが3品と、写真はないがこれまた豪勢なクリスマスの食卓で。

そして、パイナップル、マチェドニア、、、、とフルーツが続いた後のとどめがこれ。

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パンドーロという、パネットーネと同じくクリスマスのドルチェをスライスして、カスタード&生クリームでデコレーション。星の形をしたツリー型のドルチェはとってもかわいいのだが、カロリー爆弾であることは言うまでもなく。後ろにはシューやミニカンノーリなど、他のドルチェも控えていた。恐ろしい!と思いつつも、このドルチェ、25日が終わる頃にはほとんどなくなっていた、、、、本当に恐るべしイタリア人の消化力!

毎年毎年、こうしてお食べ地獄の24日、25日を過ごすわけだが、今年は震災があったせいか

「この飽食の時代に、あえてクリスマスにお食べ地獄はどうなのか、、、」

と、常日頃思っていた疑問が強く湧いてきた。そんな話をマンマにしてみると、

「そうね~。でもやっぱり私達にとってはこの日は特別な意味を持つ日なのよ。」

所変われば習慣も変わり、そしてマンマ達の世代は「飽食でない」時代を過ごして来た人達。こうしてご馳走を用意して、家族集まって食事をする事で、毎日きちんと食べてきちんと生活が出来る事に「感謝の念」を抱くのだと言う。私にとってはただの「お食べ地獄」だったが、マンマ達にとっては本当にきちんと意味のある日なのだ、と改めて感じた。

毎日食卓で食事が出来る事、そして普通に生活が送れていることに感謝する、、、こんな気持ちは、どういう形であれ私もマンマも同じであった事に今更ながら気がついた今年のクリスマスだった。
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by lacucinasiciliana | 2011-12-26 23:21 | Festaな食卓

12月13日サンタルチアにはは何を食べる? ~シチリア伝統の食文化~

ブログを始めてからというもの、何度となくアップしてきた12月13日「サンタルチアの日」。この日、シチリアでは

「粉から出来ているものを食べない」

という習慣がある。(それは何故?詳しくはこちらを参照。)

粉から出来ているものと言えば、

・バスタ
・パン

イタリア人の食卓を支える2大食材は食べれない。そこで変わりに食べるものが、

「お米」

なので、サンタルチアの日は

「お米を食べる日」

とも言われているのだ。

さて、シチリアで「米料理」と言って一番に頭に浮かぶもの、、、それは

「アランチーニ」

つまりライスコロッケだ。この日、トラーパニの多くのバールやパン屋では大量のアランチーニが並び、そして人々はそれに群がる。という私も今年はこの群がる者達に紛れてきた。

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私が行ったのは食事スペースがあるBar。奥からは次々とこぶし大のアランチーニの山が運ばれてくる。そしてその山はすぐさま、無くなるのであった。私も横から、

「1個ちょうだい!」

と手渡しでもらい、その場でガブリとかじり付く。熱々の出来立てアランチーニはそれはそれは美味しい。

そしてこの日、もうひとつ食べねばならぬもの、それは

「クッチーア」

丸麦を茹でて色々な味付けをした、食事ともドルチェとも言いがたい一品だ。

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左から、

・ ヴィンコット+オレンジの砂糖漬け
・ リコッタ+チョコレート
・ オレンジ風味

と3種類が用意されてみた。全種類食べてみたが、気に入ったのはリコッタ!一番気が進まなかったものだったが、食べてみると意外と美味しい。

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ちなみに、伝統的なのはヴィンコット。ヴィンコトはVino Cotto(ヴィーノ=ワイン、 コット=煮る)、つまりワインを煮詰めてトロトロにした調味料だ。かつてはオレンジの砂糖漬けも入れずにシンプルに茹でた丸麦とヴィンコットでサンタルチアをお祝いしていたという。

生活のスタイルが変わり、家庭ではなかなか見れなくなりつつあるこの習慣だが、こうして街では伝統を残そうとする心意気が素晴らしい。例えそれが「売り上げを伸ばそう!」というお店の思惑であったとしても。

ちなみにサンタルチアの日はイタリアの他の地域ではこのような習慣は無く、「子供にプレゼントをあげる日」と言われる地方もあるようだ。イタリア、と言えど、その土地に寄って随分習慣が変わるのが面白いイタリア食文化だ。
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by lacucinasiciliana | 2011-12-14 02:01 | Festaな食卓

2011年、今年も平和なパスクワの食卓でした

去年はトスカーナにいたパスクワ(復活祭)当日。パスクワ週間は旅行シーズンでもあり、盛大なお祭りがあるトラーパニは今日も観光客で街はごった返していました。しかし旅行もいいですが、やはり伝統的に家族で過ごすパスクワもやっぱりいいもので。

今年は恒例のドミンゴ家ランチでした。クリスマス、パスクワ、イタリア人にとって重要なお祭りの時は息子娘達が集まり賑わうドミンゴ家。マンマもこの日のために10人分以上の食事をがんばって作ります。(って、毎日曜日もそうなんですけどね~)私も毎回楽しみにしているこんな日のランチ。今年のパスクワランチは私の大好物でした。

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シチリアの美味しい美味しい羊ちゃんリコッタを使った巨大ラビオリ「カッサテッレ」。お肉のブロードで茹でる&食べるのが伝統ですが、今日はマンマの娘のアイディアでラグーも上からかけてしまった豪華版。しかし、、、お肉のブロード+お肉のラグーはあまりにも重く、そして爽やかなリコッタともあまり相性が良くなかった、、、。やはりマンマの伝統の味って一番美味しいのね~。美味しいものが自然淘汰されて伝統として残っていくのだ!と確信しました。

そして、パスクワと言えば定番料理が「羊料理」。

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羊とカルチョーフィとジャガイモのロースト。これ、カルチョーフィとジャガイモが羊肉のエキスを吸っていて美味しい一品でした。カルチョーフィはこういう食べ方があるのね~。ブロードを取った後のお肉もセコンドとして食べます。早くも収穫されたグリーンピースはお肉のブロードで煮てありこれも美味美味!

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普段はアンティパストなしのドミンゴ家ですが、お祭りごとの時には軽めのアンティパストも用意されます。カッサテッレもタップリだったしここまでくると既にお腹が満腹、、、。品数は少なくても一品一品の量が多いところが恐ろしいところ。

続いてフルーツ&ドルチェ。

イタリアではフルーツはフルーツ、ドルチェはドルチェ、順番に出てきます。日本みたいにフルーツ=デザート、、、はありえません(汗)

本日のデザート、マチェドニア。→

そしてまだまだ続く、、、ドルチェ!


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甘いものは別腹???お腹がイッパイだったのにうっかりガッツリ食べちゃいました(汗) 手前はマンマの娘の彼が持ってきたドルチェ色々。奥は私達が持っていったカッサータ シチリアーナ。今では1年中作られているシチリア名物のカッサータ シチリアーナですが、これ実はパスクワのドルチェ。そういうえばこのケバケバしい色は、、、お祝いっぽい(苦笑)アラブ諸国ではお祝い事の時、こんな鮮やかな色のドルチェ達を食べるそうで、その昔、アラブ占領下時代にシチリアにもたらされたもののひとつです。

最後はカッフェで締めくくってパスクワランチ終了。時計を見たら、、、、15:30(汗)まぁ、いつもの事か(苦笑)

ドミンゴ家では毎年毎年、こうしてパスクワの日をお祝いして穏やかに1日を過ごします。パパやマンマも

「毎年、家族とこうしてお祝いできる事をとても嬉しく思っている」

と以前に言っていた事がありました。その時はあまり言葉の意味を考えなかった私ですが、大震災後、以前にパパとマンマが言っていた言葉の重みを噛み締めることが多く。幼い頃に戦争を経験して、大変な時期を乗り切ってきた彼らならではの言葉なんでしょう。日本の被災地の方々や原発問題で不安な気持ちを抱えている方々が、普通に暮らすことができる日が来る事を心から祈った2011年のパスクワでした。
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by lacucinasiciliana | 2011-04-25 04:13 | Festaな食卓

Slow Food Trapani チャリティー夕食会、手毬寿司を作る。

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昨晩、Slow Food Trapani主催のチャリティー夕食会が行われました。

スローフードトラーパニ代表のフランコから、

「何か1品作ってほしいのだけれど、、、」

とお願いされ。2週間、何にしようかな~、、、とずっと迷っていました。ここトラーパニでは和食材は全く手に入らないし、手元にある和食材は品薄だし(汗)しかし、日本っぽいものを、、、(汗汗)フランコからは

「スシはどうだい??」

と言われたものの、お米がね~、、、と思っていたのですが、ま、チャレンジしてみるか、という事で試作をしてみたら、あら?意外と行ける??という事で、スシに決定。しかし、握るのはやはりイタリア米では難しいので、「手毬ずし」を作ることにしました。海外に住む皆さん、色々和食を作られていると思いますが、参考になれば、、、そして自分のメモのためにもレシピを書いてみます。

■ 3色手毬寿司

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<材料 直径3cm程度の大きさ25個分>

米(Riso "classico") 240g
水 290cc(米の約1.2倍)

<寿司酢>
りんご酢 40ml
グラニュー糖 15g
塩 4g

タイプ1 :スモークサーモン
タイプ2 : 鯛、まとうだい、スズキ、など新鮮な白身魚の昆布じめ+ 柚子コショウ
タイプ3 : ふりかけ + 卵 + 海苔

<お米を炊く>

① お米を炊く。お米をボウルにいれ、水が透明になるまで研ぎ、水を良く切る。
② 厚手の鍋に米と分量の水を入れ30分程度浸しておく。
③ 鍋にふたをして強火で炊き、ふたと鍋の間から蒸気が出てきたら極弱火にして10分炊く。
④ 最後に5秒ほど、強火で炊き、火を消したら、15分、ふたを開けずに蒸らす。
⑤ その間に寿司酢の材料を全て混ぜて、ホイッパーでよく混ぜる。
⑥ 15分経ったら、大きな平らなお皿にお米を全てあけ、⑤を加えながら木ベラで切るようにしてかき混ぜる。
⑦ お米の粗熱が取れるまで⑤を加えながらかき混ぜ続ける。
⑧ 粗熱が取れてから30分、冷ます。

<昆布じめを作る>

① 魚は3枚におろして皮を取る。
② 魚に塩を軽く振り10分程度置いて水分をキッチンペーパーでふき取る。
③ 昆布は水と酢を同量で割った液に10分程度浸しておく。
③ 昆布→魚→昆布、の順で乗せて、サランラップにくるんで冷蔵庫で2時間~3時間寝かせる。
④ しっかりとしめたい場合は、魚を削ぎ切りにしてから昆布に並べ、その上にもう一枚、昆布を重ねてサランラップでくるむ。

後はお好みで、サランラップに具材→お米の順で乗せ、手で丸める。

サーモンはスーパーで売っているスモークサーモンを、魚は今回はマトウダイを使いました。昆布じめは、「生魚を食べたことがない」という人が多かったため、しっかりとしめるために削ぎ切りにしてから2時間程度、冷蔵庫で寝かせました。タイプ3のふりかけは、家に錦竹梅があったのでこれを使うことに。卵は薄焼きにして細切りにし、細くきった海苔で帯を作りました。柚子コショウをわさびの代わりに使いました。

個人的には昆布じめ+柚子コショウがとっても美味しかったのですが、イタリア人的には、、、

「海苔がついていたの最高だったわ~~~」

という意見が多くてびっくり!なんと、錦松梅の味がイタリア人のお口に合うようで。海苔を初めて食べた、という方も多かったようでしたが、「美味しいわね、あの黒いやつ」、という意見多し(黒いやつ、ね~・笑)

3種類×60名分=180個を作るのに、なんと1日かがりでしたが、喜んでもらえてよかったです♪

アンティパストのお皿に3つ、チョロンと乗せられて、、、、

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完全にイタリアンのボリュームに負けています(苦笑) 手毬寿司の他は魚料理ベースのメニュー構成でした。

「0kmの食材で作りました!」(0km=つまり、地元の食材で作られているということ)

というスローフードらしいメニュー構成でした。

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パスタは鰹のブジアーテとイワシのパスタのオーブン焼き。鰹のパスタ、、、って初めて食べましたが、これが絶品。ヒットの一皿でした。魚はサバのトマトソース煮込みだったのですが、結構巨大なものが丸一匹(汗)ワインももちろんトラーパニの地元のもので、グリッロというシチリア土着品種100%のワイン。2010年のものでしたが、これがしっかりとした味で美味しい!とても去年のワインとは思えませんでした、、、。とってもフルーティーな白ワインは魚料理に良く合います♪

こうして美味しく終わったチャリティー夕食会、少しでもお手伝いできた事が嬉しかった1日でした。

シチリア時間Blog2にも別の角度からエントリーを書いていますので、読んでみてくださいね♪
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by lacucinasiciliana | 2011-04-18 02:08 | Festaな食卓

1月6日で、、、ようやくクリスマスが終了です!~私の理想のお宅拝見!~

12月8日のマリア様がキリストを受胎した日(Immacolata Concezione=インマコラータ コンチェツィオーネ)から始まったクリスマスは、1月6日のキリストの誕生をお祝いして東方から三博士がやってきたエピファニアの日でやっと終了します。12月8日もイタリアは祝日となりますが、1月6日も祝日。本日を持ってお食べ地獄から解放される嬉しい日でもあります(笑)

さて、今日のランチはドミンゴ家で、、、じゃなく、ドミンゴマンマの娘、マリアピアの家でのランチとなりました。彼女の家、実は私の理想の家、、、でもあるんです。

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キッチンはカントリータイプで、全面タイルがはってあります。陶器好きの彼女の家は時計も、ランプカバーもシチリア陶器で統一されていてカワユイ~♪ そしてキッチンからドアを開けて外に出ると、、、、。

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ここは夏用の食卓。青と黄色のタイルが張られたキッチンはこれまたステキ。

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外のキッチンには古い道具が何気なく飾られています。右したの写真、これ昔のパスタマシーンです。トルキオと言って、真ん中の穴が開いている部分に捏ねた生地を入れて、グルグルと回すと下からニュルニュルとパスタが出てきます。穴の部分につけるディスクには色々なパターンがあって、ディスクを変えることで様々なパスタが出来る、っていう仕組みです。これはマンマが使っていた本物。右上の写真はなんだか分かりますか??外キッチンには薪釜もあって、夏は時々ピッツァパーティーをします。銅製の昔の蛇口も私のお気に入りのひとつ♪

庭にはブラッドオレンジ(タロッコと呼びます)が2本、ブラジリアーノ(オレンジの種類)、マンダアランチャ(マンダリンとオレンジの掛け合わせ)がそれぞれ1本、それとレモン1本あります。どれもタワワに成っていて、これがまたおいしいですよぉ~。うちはいつもマリアピア宅からもらっていきます。

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裏には家庭菜園もあります。今は、カルチョーフィ、ブロッコロ(という名のカリフラワー)、フィノッキオ(ういきょう)などが植わっています。

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左にあるドでかいサボテンはフィーキ ディ インディア。日本語名は「ウチワサボテン」、ウチワのような形をしているから。通常、塀と同じくらいの高さなのですが、ここの家のは生育良く、すっかり木になっています。なんでもかんでも超ド級に成長するシチリアの植物達(笑)

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そして家の中には暖炉、、、。田舎にあって、家の外には家庭菜園、そしてタイル張りのキッチンに夏用のテラス、、、まさにこんな家が欲しい!というようなマリアピアのお宅。家はピカピカですが既に築10年以上が経っています。というか、昔はここに親戚が住んでいたらしくその前にあった家は築150年以上らしいですけどね。

さて、家の話が長くなりましたが、、、。本日のランチ。

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きちんとクリスマス用のテーブルセッティングがカワイイ♪ パスタは「フジッリのキノコ入りラグー」。さすがマンマの娘。シンプルですがおいしい一皿でした。ワインは、マリアピアのパートナーがエノロゴ(ワイン醸造家)をつとめるカンティーナの赤ワイン、Nero D'avola。マリアピア宅での食事はワインが美味しくって嬉しい(笑)セコンドは庭で炭火で焼いた「カルネ ミスト」。豚肉、鶏胸肉、牛肉、サルシッチャ、などなど、適当に好きなものを取って食べます。サラダは庭で取れたフィノッキオ&サラダ菜。フルーツはもちろん庭のオレンジ。

そして1月6日は、、、ベファーナ!

1月6日はキリスト宗教上のお祝いなのですが、いつからか「ベファーナ」というホウキに乗ったカワイイ魔女が、良い子にしていたらお菓子をたくさん!悪い子だったら「炭」を持ってくる、、、という子供のお祝いの日でもあるんです。

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これ、「炭」をイメージしたベファーナ付きのトルタ(笑)中はシロップがたっぷり染み込んだスポンジにリコッタ、そして周りはチョコレートで覆われていました。カロリー超高そうでしたが美味しかった!
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by lacucinasiciliana | 2011-01-07 05:23 | Festaな食卓