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トラーパニの手作りの天然海塩 ~ 冬支度が始まりました ~

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今年はグンと冷え込みが早いトラーパニ。日中は20度を越しているものの、例年より肌寒い秋となりました。

さて、9月中旬まで収穫が行われていた塩田も、いよいよ冬支度。塩の山にはテラコッタの屋根がかぶせられ始めています。この瓦、ひとつひとつ手で重ねられていきます。一人は塩の山の上にはしごをかけて登り、もう一人が下から瓦を投げます。上にいる人がキャッチして塩の山に屋根を作っていくのです。その風景はなんともノンビリしていてのどかなもの、、、。

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屋根がついていた塩の山はまだたったの4つ。反対側には青い空に映える真っ白の塩の山がポコポコと連なって行きました。

シチリアもゆっくりながら冬支度です。
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by lacucinasiciliana | 2010-10-31 12:49 | シチリアのオイシイモノ色々

料理通信にちっちゃなコラムが掲載されています

随分昔に書いたのですっかり忘れていましたが、、、。

料理通信11月号(10月発売)にシチリアの食に関するコラムをいくつか提供させていただきました。

「現地リポーターが案内するイタリアの味」

ゲラだと45ページ~49ページになっています。この中の約1ページくらい、シチリアから食ネタを発信しました。日本に行った時にチョロッとチェックしたのですが、すっかりブログに書き忘れていましたー。シチリアの他、フィレンツェからは池田 愛美さん、トリノから宮本 さやかさん、ミラノから須山 雄子さんが発信されています。

編集部から「イタリア発のマニアックなネタを、、、」と依頼が来たのですが、私が頭にパパパーと思い浮かんだネタを約20件送り、編集部に5件選んでもらいました。

「もう日本に入っていないネタはないですよ、、、という北部イタリアに対して、シチリアはやっぱり未知の土地ですね~、、、」

と、編集のお方。確かに。

シチリアに住み始めて5年以上が経ち、既に私にとっても日常となっているシチリアの食ですが、日本から見るとギョッ!とすることもまだまだ沢山あります。私も日々勉強です。

余談ですが、先日行った「REIの料理教室@JAPAN」にご参加いただいた皆さんにアンケートを送りました。続々とご返信いただいたのですが、その中でも非常に嬉しいお言葉を発見。「今回のレッスンで一番印象に残っていることは?」という質問に対してのお答え。

「REIさんの料理がシチリア料理になっていたことです。日本人が作るとなかなかあのようなシチリアらしい印象にはなりません」(M.Tさんからコメントをいただきました)

家庭料理はどこの国でも美味しい!と信じる私ですが、私の作る料理が現在自分が住んでいるシチリアの味に、、、、いやいや本当に嬉しい褒め言葉です。ありがとうございます。その他にも色々なご意見をいただき、次回の料理教室@JAPANに参考にさせていただきたいと思います。

と話はそれましたが、料理通信、書店で是非お手に取ってみてください♪
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by lacucinasiciliana | 2010-10-28 23:06 | お知らせ

日本で食べたものイロイロ

昨晩、無事にトラーパニに戻ってきました。日本ではインターネット環境はあまりよくなかったため、返事が遅れた皆様、今日少しずつ返信を始めています。もう少しで全員の方に返信できそうなので、もう少しお待ちくださいませ。

さて、↓にも報告したように、、、今回のメインイベントは日本で初の開催だった私の料理教室でした。いつも日本に帰るときは遊び(?)で帰るわけですが、今回は料理教室の他、仕事の打ち合わせだったりなんだったりで、意外と自由時間が少なかった日本一時帰国。仕事モードだったせいか、いつも大量に撮る日本の写真も今回は極少!!が、食べたものは沢山、、、でした♪ という事で、今回はダイジェスト版で日本で食したイロイロをお伝えします。写真が無いものもありますがごめんなさ~い。

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とりあえず、箇条書きにしてみると、、、、

■ 到着日のランチはやっぱり、、、お寿司!
■ オヤジ居酒屋で食べた刺身&おつまみ&日本酒♪
yukikinaさんと食したインドカレー
■ 5月に来てくださった生徒さんが開いたお店「Il Pistacchio」のシチリア料理!
■ 京都のお茶屋さんで食べたアンミツ
■ トンカツ
■ 京都の南禅寺付近で食べた湯豆腐
■ ショーロンポーecc.... 大好きな点心!
■ 私にしては珍しくオサレスペイン風イタリアン
■ 京橋で食べた昔懐かしいハンバーグ定食
■ やっぱりおうちの味 母の料理

今回は半分がホテルステイだったため、毎日外食三昧!中盤からやっぱり胃が疲れました、、、。

シチリアではほとんど和食を口にしない私。かつては日本に戻ると和食が食べたかった私ですが、最近はエスニックとか中華が食べたくなるんですよね~。あ、トンカツは何故か必ず食べる一品。イタリアでもできますが、イタリアで食べるとやっぱりイタリアの味がするんですよね(苦笑)

ステキなお菓子&写真で有名な、料理教室にも参加してくださったypsilonさんからはお土産に手作りケーキをいただきました♪ あまりにも美味しそうだったので日本で開封できず、シチリアまで持って帰ってきました(笑)

日本に行くといつも思うのが

「イロイロな国の料理があるなぁ~、、、、」

という事。

ここトラーパニではイタリア料理、いやシチリア料理?いや、、、トラーパニ料理を食べ続けます。もちろん家ではイロイロなバリエーションを作ることができますがやはり作るのは家庭料理風、イタリア風のゴハン。伝統料理、、、という訳ではなくても、オリーブオイルをベースとしたシンプルなイタリア料理を食べます。日本は時々行くとイロイロなものが食べたくなりますが、やはり最後に恋しくなるのは家庭の味なんですよね~。ということで、これからも家庭の味を追求します。

料理教室のレポートは写真不足により次回(来年ですが)までお待ちください。

11月は激忙しい月間でどれだけ更新ができるかわかりませんが、、、。落ち着いたら更新を始めますので少々お待ちくださいませ。
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by lacucinasiciliana | 2010-10-27 23:05 | 食文化イロイロ

REIの料理教室 in JAPAN! 無事に終了しました♪

以前にもお知らせした私の料理教室の日本での開催が無事に行われました♪

料理教室を行ったのは知人が経営するカフェ Vogue Ruby。開催するに当たり色々とキッチンスペースを探していたのですが,ヨーロッパの雰囲気を漂わせるアンティークな感じのこのお店は無機質な空間ではなく,尚且つ,1階の広い店内と2階にはデモンストレーションスペースを持ち備えていた事から,今回の企画にはピッタリかな~,,,と思い決めました。

金曜日の朝に帰国,そして土曜日は丸一日準備をして,日曜日のランチとディナーそれぞれレッスンを行うというかなりなハードスケジュールでした。湘南地区に住む大親友Tちゃんは鎌倉の市場から食材の買い付けをしてくれ,その他準備など前日から丸々私に付き合ってくれました。そして当日は,売れっ子料理研究家のユキキーナさんまで手伝ってくれるという豪華なイベントとなりました♪ 当日いらした方,ユキキーナさんが入り口に立っていてびっくりされたのではないでしょうか?(笑)その他,Vogue Rubyの経営者の一人Aちゃん,イタリア料理修行経験ありのJちゃんも手伝ってくれ,アシスタントがたくさん!本当に皆さん,ありがとうございました!!

料理教室は,ランチもディナーも18人ずつ,計36名のステキな方々が参加されました♪(キャンセル待ちされていた方,結局キャンセルが出ず,,,すみませんでした!)福岡,長崎,広島,奈良,郡山,,,と遠方からもご参加いただき,料理の先生やフードコーディネーターなど,料理に携わる方も多く参加されました。いやいや,本当にドキドキでしたよ(笑)

レッスンは私にしては本当に珍しいデモンストレーション式。約1時間,今回のテーマであったケッパーについて,シチリア食文化について,そして料理のデモンストレーションと,,,話倒しました。その後は参加者の方同士で数組に分かれて座っていただき着席スタイルでのお食事。18人の料理を一気に出すため,私は皆さんともっとお話がしたかったのにキッチンの中でバタバタとしてしまいました(汗)そして最後のシメのご挨拶も無いままなんとな~く終了してしまいました。スミマセン,次回はきっちりとシメます(笑)

お帰り時にはケッパー,塩をお土産に少しずつですが持って帰って頂きました。皆さん,これで料理を試してみてくださいね!

イタリアから食材やワインの輸送,そして日本についてから丸々1日の準備と当日のレッスン,,,,ふぅ,無事に終わってよかったーーーーー♪ ご参加していただいた皆さん,そしてお手伝いしてくださった皆さん,本当にありがとうございましたっ!日本では初めての開催でしたが次回の開催に向け,色々な課題が出てきました。次回はもっと皆さんとコミュニケーションが取れるようにしたいと思います。

写真がまったく無いため,参加してくださった方がとってもステキにまとめて下さったブログをご紹介します。

■ユキキーナの日記
■YPSILONの台所
casa del sole
La Vita
La Luce e Vento
■aroma di caffe


他にもアップしてくださった方がいらっしゃったら教えてくださいね!

現在母と京都に旅行中。参加くださった方に自分からアンケートを送ったのに,なかなか返信が出来ない状況です(汗)少し遅くなるかも知れませんがお返事しますので少しお待ちくださ~い。

来年も開催予定のREIの料理教室 in JAPAN,開催予定はブログかホームページでお知らせするのでチェックをお願いします♪

ではでは,来年も日本でお会いしましょ~っ!
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by lacucinasiciliana | 2010-10-20 20:15 | 食文化イロイロ

今年もお供えものの季節です

毎年10月になるとシチリアのお菓子屋さんの店頭にたっくさん並び始めるこのお菓子。

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Frutta Martorana(フルッタマルトラーナ)。フルーツの形をしたマジパン菓子で、今となってはシチリア銘菓(?)となりつつあるので1年中店頭には並びますが、このお菓子の旬は実はちょうど今頃。イタリアでは11月2日はFesta dei morti(死者の日)といってお墓参りに行ったり亡くなった方々を偲ぶ日。この日に食べられるのがフルッタマルトラーナ。まるで日本のお供え菓子みたいですよね。お供え、、、とはいっても、食後のデザートとして食卓に並び、皆でパクパクとつまみます。見た目「食べれるの?」と思わず聞きたくなるようなお菓子ですが、れっきとした食べるお菓子です。

今日は料理教室@JAPANでドルチェとして召し上がっていただく予定のアーモンド菓子を調達にエリチェに行きました。エリチェのパスティッチェリアといえば私も修行していたMaria Grammatico(マリア グラマティコ)。私がココを修行先に選んだのは、こんなカワイイフルッタ マルトラーナをイタリアの雑誌で見かけたから。今見てもやっぱりカワイイ♪ 手前にある石鹸も、、、実はフルッタマルトラーナです(笑)

さて、明日日本に出発します。日本から時間があったらレポートしますが、無ければ、、、次回のレポートは帰国後(シチリアに)となります。まだまだ汗ばむほど暑いシチリア、、、今年は夏が極端に暑くなかった分、暑さが長い気がするシチリア(今日は30度ほどあります)。日本はどんな気候なんでしょうね??
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by lacucinasiciliana | 2010-10-07 16:00 | シチリア菓子・パン

隠れた名脇役で悲劇のヒロイン パンテッレリア島産 塩漬けケッパー

今年の10月から始める料理教室@JAPAN、いよいよ今度の日曜日となりました。
毎回テーマを持っての料理講習会にしたいと思っていますが、第1回目の記念すべき(?)食材に選ばれたのはケッパー。シチリアを代表する食材でありながら、「使い方が分からないわ~」という意見が最も多い食材です。使い方さえ分かれば非常に重宝する名脇役的な美味しい食材、そして日本でも結構見かけるようになってきたのに使い方が知られていない、、、個人的には悲劇のヒロイン的な食材のひとつです(笑)

ケッパーはご存知の方も多いかと思いますが、お花の蕾を塩漬けにしたもの。我らがトラーパニ県に属するパンテッレリア島は最高品質なケッパーが収穫できる島として知られています。

今回の料理教室のメニュー、色々迷い、、、最初に考えていたものと随分変更しています。

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<前菜>
・茄子とケッパーのクロスティーニ
・イカとケッパーのサラダ
・ジャガイモとケッパーのサラダ(試食&レシピのみ)

<パスタ>
・ケッパーのペーストのリングイネ

<セコンド>
・カジキのパンテッレリア風

<ドルチェ>
・エリチェの小菓子とパッシート

・カフぇテぃエラで淹れる家庭風のコーヒー


他にも色々と候補があったのですが、、、1週間を切った今日、最終決定しました(笑)

上記のメニュー、もちろん「シチリアでレッスンを!」という方も大歓迎。ちなみにこれらのメニュー、普段の私の食卓にも頻繁に並ぶ料理でもあります。

沢山の方がキャンセル待ちをされていましたが、現在、連絡が無かった方、申し訳ございませんが今回はどうやらもうキャンセルが出ないような状況です、、、本来ならきちんとメールを差し上げるべきなのだと思いますが、このブログにてご報告とさせていただきます。来年の2月末か3月上旬にもレッスンを行う予定ですので、ブログ、ホームページ共にチェックお願いします。

レッスンに参加される方、日本でお目にかかれることを楽しみにしています♪
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by lacucinasiciliana | 2010-10-02 15:40 | 私の食卓

シチリア料理?いや、トラーパニ料理??いやいや、マルサラ料理?イタリア料理の地域性

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現在、マルサラワインで知られるマルサラの街の近くにあるワイナリー併設のアグリツーリズモDonna Franca(フランカ)にて、1週間の食文化集中講座を開催中です。毎日の遠足(工場見学や観光など)と毎日のシェフによる料理レッスンで食文化研究にドップリとはまっていただくプランです。去年から定期的に開催しているこのプラン、毎回、1か月分くらいシャベリ倒す私ですが、今回ももれなく、相当しゃべっています(笑)

私が住むのはトラーパニ、Donna Francaで働くシェフやスタッフはほとんどがマルサラの人。トラーパニ⇔マルサラ間は約30キロくらいなのですが、シェフの作る料理や料理の名前がトラーパニと微妙に違うことに毎回驚かされます。

「イタリア料理は、州によって特徴が違う」

と、よく言われますが、実は街に寄って(いや家庭に寄って、、、)微妙に変化していくのが面白いところ。それは昔、それぞれの街によって固有の文化があった証でもあります。「シチリア料理」と言ってもギリシャ文化の影響が強い東部とアラブ文化の影響が違う西部を見ても、随分違いがあります。そして同じアラブの文化を持ったトラーパニとマルサラでも違いがあるなんて、本当に興味深いです。

DonnaFrancaではマンマシェフのマリアさんと、ギリシャ彫刻のような顔をした若手イケメンシェフ(?)のアレッシオ君が教えてくれます。この二人なんと年の差40歳!マリアさんからは昔ながらの作り方、アレッシオ君からはレストランでの調理方法、両方が学べるのも魅力です。

次回の開催は11月7日からの6泊7日。1年に一回のチャンスでもある「オリーブ収穫&オイル作り」も見学できます!毎回、食に携わる仕事の方や、シチリアマニア(笑)な方がいらっしゃるこのプラン。料理の話で盛り上がり時間も忘れてしまうほどなんです。もちろん、一般の方も参加できます!ご興味ある方、まずはこちらのページをご覧くださいませ。

「シチリア料理研究家佐藤 礼子のボーノな毎日!」もヨロシクです!
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by lacucinasiciliana | 2010-10-02 15:26 | 食文化イロイロ